2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大皷小皷大倉会研究会@観世能楽堂

出演者はオール職分の方で、素囃子が1番、舞囃子が5番、一調が6番、一調一声が1番という番組でございました。 謡および舞囃子5番は、観世流と宝生流の方が担当され、しかもそれがビッグネーム! 近藤乾之助さん、梅若六郎さん、観世銕之丞さん、観世喜正…

お米が切れたので、スーパーでお米などを買って帰宅。あと2回分は冷凍ご飯があるのだけれど、お米を買いにいついけるかわからないので、とりあえず早く帰れる日に買っておこうということでした。 ごぼうやら、長ネギを買ったし、お豆腐とこんにゃくもあるの…

『お能の見方』

白洲正子さんが書いた、お能の入門書。写真や図版がたくさん使われていて、初心者にもわかりやすい解説も。今は亡き名人の舞台写真もたくさん使われているので、そういう意味でもなかなか貴重なのではないかと・・・。お能の見方 (とんぼの本)作者: 白洲正子…

『まことの花』

梅若六郎さん、何度か過去にお舞台を拝見しています。お祖父様やお父様との思い出、いろんな先輩のこと、ご自身とお能について、わかりやすい文章で、お書きになっていらっしゃいます。まことの花作者: 梅若六郎出版社/メーカー: 世界文化社発売日: 2003/06…

古典芸能鑑賞会@NHKホール

今年は、義太夫の素浄瑠璃、狂言、長唄舞踊、歌舞伎という番組の会。義太夫は住大夫さんと喜三久先生、狂言は野村萬さん、舞踊は巳太郎先生が出演されるという、豪華な顔ぶれです。一番のお目当ては、三津五郎様の「傾城」と「半田稲荷」でした。しかーし、N…

三響会@新橋演舞場

お能と歌舞伎のお囃子の違いを、つれづれに感じている今日この頃。そんな時にぴったりということで、昼夜通して、三響会を拝見。幕開きは、お能の囃子方とシテ方との競演。いきなり、能管の「ヒー」にノックアウトされました・・・。そして、太鼓が入ってい…

芸術祭大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

千秋楽を見てまいりました! 「奴道成寺」は、なんだかんだいっても、楽が一番よかったです〜♪ でも「あー、これでまた当分、三津五郎様の『奴道成寺』が拝見できないんだ・・・」と思うと、さびしいです。 次回は、ぜひベストメンバーof劇団でお願いしたい…

金井俊一郎さん

金井大道具の会長・金井俊一郎さんの訃報が・・・*1。このところ、歌舞伎関係者の訃報が多いですね。 とある舞台公演の手伝いをした時に、間近でお姿を拝見したり、大道具さんに指示をなさったり、相談されていたりした時のことが思い出されます。 ご冥福を…

落語研究会@国立劇場小劇場

お稽古が予定時間を大幅に超え(笑)、歌丸師匠から。 「城木屋」桂歌丸 仲入り 「蜘蛛駕籠」入船亭扇遊 「真田小僧」柳家さん喬 「城木屋」っていうのは、こういう噺でしたか。そして、「真田小僧」。落げまで口演されることは、滅多にない噺なので、題名の…

「小鍛冶」2回目

外仕事を早めに抜けさせてもらって、お囃子のお稽古に。先生にいきなり「鶴亀」でよかったよね?と聞かれ、びっくり(笑)。「まだ、小鍛冶がおわってません・・・」と申し上げると「え、来序って、小鍛冶の来序だったっけ???」と。 そんなこんなで、小鍛…

日比谷夜能2日目@日比谷シティ

いやはや、寒かったです・・・。 休憩時間にコンビニで、ホカロンを購入してしまいました。10月にホカロンを使ったことなど、生まれて初めてです(笑)。 番組は 狂言「魚説法」 能「松風」見留 でした。 「松風」のシテは、梅若六郎さん。今年2度目ですが、…

『能の見える風景』

1冊目の『脳の中の能舞台』でも感じましたが、ほんとうに多田さんはお能を愛していらっしゃるし、身体にしみこむほど、ご覧になり、お稽古を積まれたのだ、ということ。 そんな多田さんが語る白洲正子さんの思い出話もまた、すばらしいです。能の見える風景…

『まことの花』

梅若六郎さんの「松風」を明日拝見する予定なので、梅若さんのご本から読み始めました。ここにも、白洲正子さんのお名前が! って、白洲さんは、現・六郎さんの祖父様のお弟子でいらしたし、『梅若実聞書』も上梓していらっしゃるから、当然といえば、当然で…

『奴道成寺』

今月6回目?の幕見です (^_^;) 当たり前のことですが、毎回、新たな発見があります。 本当は、毎日でも見ていたい・・・。

銀座教文館にて

『能の見える風景』を読み終えてしまったので、職場においてある本を漁ってみるも、イマイチこれ!という本が見つからず・・・(ヲイヲイ)。教文館にふらふらと立ち寄り、お能関連の本を3冊ほど(汗)。まことの花作者: 梅若六郎出版社/メーカー: 世界文化…

『能の見える風景』

多田富雄さんの、お能に関する著作集の2冊目。脳梗塞で倒れられ、半身不随になっても、お能を見ることは続けておられるという多田さん。3日間の意識不明から生還したとき、真っ先にしてみたのが、お謡を声が出ないにもかかわらず、謡ってみることがだったそ…

松島寿三郎さん

吉右衛門劇団系芝居の三味線方として活躍された、松島寿三郎さんがお亡くなりになったそうです。寿三郎さんといえば、五郎治先生のタテ三味線。五郎治先生がお元気だった頃は、歌舞伎座の舞台で、そのお姿をいつも拝見しておりました。その後、こちらも、観…

国立劇場→歌舞伎座

今日は、国立劇場10月歌舞伎公演と、歌舞伎座夜の部のはしごです。国立は、はじめ今月はパスかな?と思っていたのですが、「鶯塚」というのが珍しい演目なので、とりあえずそれだけでも見ておこうと思いまして・・・。 男性版「阿古屋」という表現がプログラ…

『脳の中の能舞台』

「乞合」についての記述がこんなところにあったとは!です。てっきり、ほかの方のご本だと思って、書店に行くたびに、それらしい本をチェックしていたのですが・・・。 多田さんの何十分の一かでもいいから、お能の世界に踏み込んでみたいものですが、どうす…

『粟谷菊生 能語り』

遅めのランチに出かけて、その場で読み終えました。いやはや、もっともっとお能のことが知りたくなったし、お舞台を拝見してみたくなりました! しかーし、この本にとんだ災難がふりかかってきました・・・。 隣の席で食事を終えて、出ようとした男性が、わ…

定例公演@国立能楽堂

国立能楽堂の自主公演に始めて行ってみました。前から興味があった、藤田六郎兵衛さんや、観世清和さんが出演されるということで。 お能は「玄象」。名器といわれる琵琶をめぐるお話のようです。上演時間の関係からか、早替という小書がついて、中入りはあり…

「奴道成寺」幕見@歌舞伎座

今月5回目にして、やっと三津五郎様と周りの人たちの息が合って来た?!という踊りを拝見することができた気がします。 今までずーっと、気になっていた急の舞のところ、やっと鼓と三津五郎様の足拍子が・・・。あーすっきりした(笑)。 あとは、鞨鼓のところ…

『粟谷菊生 能語り』

重たい本ですが、結局、続きが気になって、持ち歩いております(笑)。 粟谷明生さんは、Blogをお持ちで、お茶目な文章をお書きの方だと思っておりましたが、それは、お父様から受け継がれたものだったんですね。 とても、ユーモアにあふれた語り口の中に、…

[本のメモ」復刊!

観世寿夫さんの『観世寿夫 世阿弥を読む』が復刊されたそうです。意外に、探していらっしゃる方も少なくないようなので、よかったですね。わたしは、とある方のご好意で、「ブ」で見つけていただいたのですが・・・。 せっかくなので、「著作集」の方も復刊…

ジュンク堂書店新宿店にて

ちょいと早めに職場を出て、ジュンク堂へ。ここは、やっぱり品揃えが豊富だなぁ・・・と、くるたびに思います。 お目当ては、多田富雄さんのご本なので、お能のコーナーへ直行。先日、教文館で買った本が続編ということで、先行著作をまず読もうと思い・・・…

『粟谷菊生能語り』

『予知夢』を読み終えたので、購入したばかりのこの本を、さっそく読み始めました。 ご自身が「愛嬌のある」とおっしゃる通り、親しみやすい口調での語りを、書き起こした、聞書きで、堅苦しさがなく、内容も、超・初心者にもわかりやすいので、楽しく読んで…

『予知夢』

「探偵ガリレオ」シリーズ第2弾。最初のシリーズにくらべると、事件がますます人間臭くなってきたといえばいいのでしょうか。東野さん、うまいなぁと思いました。ドラマでも、さっそく『予知夢』に収録された作品が、映像化されるようです。予知夢 (文春文…

「奴道成寺」幕見@歌舞伎座

今週は、今日を逃すともう見られないかも?!ということで、2日連荘の幕見です。今日は、三津五郎様以外には目もくれないぞ!という固い決意の下(笑)、拝見してまいりました。 あの身体能力と表現力、すばらしいです!

三響会のゲスト

昼の部が片岡愛之助さん、夜の部が野村萬斎さんに決まったそうです。ワーイ、やっと萬斎さんの生のお舞台が拝見できます♪ うれしいな。楽しみだな。

「奴道成寺」幕見@歌舞伎座

今月3回目の幕見です。週に1回ペースで見ていますが、その時々で、変化していくものだなぁと、改めて。中日近くということで、だいぶ落ち着いてきたというか、ちょっと中だるみ気味というか・・・(笑)。 それにしても、昼の地方さんでもし踊っていらしたら…