『能の見える風景』

多田富雄さんの、お能に関する著作集の2冊目。脳梗塞で倒れられ、半身不随になっても、お能を見ることは続けておられるという多田さん。3日間の意識不明から生還したとき、真っ先にしてみたのが、お謡を声が出ないにもかかわらず、謡ってみることがだったそうで「道楽はしておけ」という言葉が、これほど、真実に感じられたのは、初めてです。

能の見える風景

能の見える風景