『寡黙なる巨人』

多田富雄さんの著書で、今年の小林秀雄賞を受賞。お能に興味を持つまで、どういう方かほとんど存じ上げなかった方。白洲正子鶴見和子との交友があったので、うっすらとお名前は記憶にあった、という程度。科学者であり、詩人でもあり、能を深く愛する方。
2000年夏に脳梗塞の発作で、突然右半身と言語・嚥下に障害を持つことになったという。その闘病をめぐる記録。壮絶。

寡黙なる巨人

寡黙なる巨人