2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今年のサントリー学芸賞が発表になって、古田亮さんの『俵屋宗達 琳派の祖の真実』(平凡社新書)が受賞したとのこと。 この新書は、毎月1点ぐらいは「お!」と思うものがラインナップされているのだけれど、このタイトルはチェックしていなかった…。美術関係…

荷風の気になる初期作品は全集第1巻にあった

朝、福田さんが「en-taxi」で連載していた作品をまとめた第一弾『俺はあやまらない』を読了。 これには、談春師と東京の噺家掃苔録の回と、洲之内徹の展覧会や山荘を訪ねる回が収録されていた。このころから、ほんとに談春師のチケット、取れなくなっていた…

初代清元延寿太夫がモデルなの?

どこかで誰かが「山本周五郎の『虚空遍歴』は、浄瑠璃の新しい流派を立てようとする男の話」と書いていらしたのを読んで、購入して読み始めた。 上巻は、わりとサクサクッと読めてしまった。で、下巻に突入している。常磐津から別れて、富本の後に分派したっ…

手も足も出ない、修羅もののキリ

ほぼいつもと同じ時間に出勤。デスクで、文楽の取りそこねた日のチケットを一般発売でなんとか確保。 その後、仕事一件。快調に終了。これだったら、友枝会、間に合ったかも?と思うと、ちょっとがっくり。 昼ごはんを食べながら、明日の作業を前倒しで少し片…

節分は、春だけじゃなかったという当然のことに今頃気づく。

実家の近所のスーパーのチラシに「恵方巻き」の文字を見つけて、え???と思ったら、秋?冬?の節分だそうで…。 「へぇ〜、秋の恵方巻きだって」と母に言うと、「なんか、そうらしいのよね。あたし、食べるなら豪華海鮮がいいわ」という返事が。 夕食の買出しに…

文楽のチケット、東京は激戦だ

来月の文楽チケットあぜくら会員発売日。もろもろあって、出遅れたら、希望日のチケットがほとんど取れず。 午後になって、Twitterで「戻りが出ているのか、チケットがある日がある」とつぶやいている方がいらしたので、再度ログインしてみたら、希望日のチ…

密林の箱はデカすぎる

昨日、密林に万年筆のインクカートリッジをお急ぎ便で発注した。夕方、例によって例のごとく、注文品が100個以上入りそうな、大きな段ボール箱で届いた。 コストやらなにやら考えると、こうなることはわからないでもないのだけれど、それにしても、箱デカす…

昼の部のチケットをとった日が、出勤日になってしまったので、かわりの日を探していたら、休日なのに3階A席の結構前の方がみつかったので、前半の日取りではあるが、チケットゲット。 昼の部は「河内山」の通し。ふだんは、河内山の話と、直侍と三千歳の話は…

曜日の感覚が狂って、なんだか明日が火曜日のような気がしていた。仕事の段取りの中で、「あ、明日は水曜日か!」と気づいた時には、手遅れだった。 帰りに灯台下暗し書店へ寄る。 何も買わないつもりだったのだけれど、つい、気になっていた文庫本を2冊購入…

坪内さんの『東京』を、ノートをとりながら、ざっと再読。赤坂の回で今まで、ラテンクォーターとニューラテンクォーターとミカドをごっちゃにしていたことに改めて気づく。 そして、読みたい本がまた増えた…。東京作者: 坪内祐三出版社/メーカー: 太田出版発…