荷風の気になる初期作品は全集第1巻にあった

朝、福田さんが「en-taxi」で連載していた作品をまとめた第一弾『俺はあやまらない』を読了。
これには、談春師と東京の噺家掃苔録の回と、洲之内徹の展覧会や山荘を訪ねる回が収録されていた。このころから、ほんとに談春師のチケット、取れなくなっていたんだよな、ということを思い出す。

俺はあやまらない

俺はあやまらない

以前に読了した『荷風と左団次』のノートをとっている。気になる事柄、人名など続々と出てくる。最初に読んだ時にも気になっていた、荷風歌舞伎座退座後に書いたという「拍子木物語」という作品が、またまた気になって、調べてみた。岩波の『荷風全集1巻』に収録されていることがわかり「こりゃあ、図書館で借りるか…」と思ったが、念のため密林を検索してみた。マーケットプレイスに、送料込みで1000円というのが出品されていて、状態も悪くなさそうなので、他に収録されている作品も、芝居に関係ありそうなものがあり、この際だからと、注文した。
マーケットプレイスでも、「お急ぎ便」に対応しているものだったので、昼前にポチっとした本が、夕方には届いた。ネットで書籍が買えるサイトはいろいろあるが、密林は、この速さが最大のウリだろうな。
書籍はポイントがつかないものがほとんどで、ポイント狙いなら、楽○に注文すればいいのだけれど、あっちは届くまでに時間がかかるから、その辺の使い分けを間違えると、「あらら」ということになるのだ。
最近は、気持の問題を除けば、一刻も早く入手しなくては!という状況は起こらないので、間違えてもまぁ、実害はほとんどないのだけれど。
荷風全集〈第1巻〉初期作品集

荷風全集〈第1巻〉初期作品集

で、せっかく届いたから読もうと思っていたのだけれど、仕事が終わらず、帰宅が遅くなったので、今日のところは、お預け。