納涼大歌舞伎@歌舞伎座

朝から晩まで歌舞伎座!な一日を。千秋楽なので、第三部以外は最初で最後です。
通して拝見して何がいちばんよかったか!?といえば、やはり二部の「つばくろは帰る」でした!! 三津五郎さまと小吉くんに泣かされました・・・。小吉くん、いわゆる「達者な子役」ではないのですが、一所懸命さが伝わってきて、ウルウルしちゃいました。三津五郎さまの、江戸前の男のやせ我慢がまた、ね・・・。
一部はやっぱり「らくだ」! 幕開きに、小山三さんが!! ちょっとよろけていらしたのが、心配といえば心配ですが・・・。亀蔵さんの「世界一」のらくだにヤラれ、三津五郎さま、勘三郎さん、弥十郎さん、市蔵さんの体を張った?!リアクションに、爆笑しました。落語とはちょっと違うところもあり、なるほど、芝居にするとこうなるんだぁ〜と。また拝見したいなぁ・・・。
三部。「紅葉狩」は、巳之助くんの山神が、若いだけあって、前回に比べると、進歩の跡が。注文はありますが、役に全力でぶつかっていっている感じは、好感をもって拝見できました。
「愛陀姫」。うーん、途中おちました・・・。三津五郎さまの長セリフで正気に戻りましたが・・・。楽なのでカーテンコール2回ありました。2度目は、勘三郎さんと野田さんが、どちらが挨拶をするかでもめて(笑)、じゃんけんで負けた勘三郎さんがご挨拶。
二部と三部の間に、夕食を調達しに、松屋GINZAへ。行きは、これからどちらかへお仕事に向かわれると思われる、勝国さんが! お弟子さんが荷物を持ってついていらっしゃってました。戻る時には楽屋口の近くで、知り合いの長唄さん(「大江山」にご出勤でした)とすれ違ったので、ご挨拶のみ(某三味線方さんとお話していらしたので)。終演後楽屋口のところで、田中のお家元に遭遇。今日は地方さんに、よく遭遇する日でした(笑)。