『劇場の迷子』

しばらく放置してしまいました・・・(^_^;)
戸板先生の中村雅楽モノは、歌舞伎の古い型や口伝について、興味深い記述がたくさんあり、小説としての面白さだけでなく、歌舞伎文献としても貴重だなぁというのを、改めて感じました。
そして、登場人物への戸板先生のあたたかいまなざしは、戸板先生その人のお人柄を表しているんだろうなぁと。
また、折に触れて読み直したいものです。雅楽シリーズを全集として出版してくれた、創元推理文庫さん、ありがとう!