本のメモ

欲しい本が、高い…。

渡辺保さんの『江戸演劇史』を読んでいると、「お、これは読みたい!」という本が出てくるのだけれど、基本的に、古書価が高い本が多いなぁ…。たとえば歌舞伎成立の研究作者: 服部幸雄出版社/メーカー: 風間書房発売日: 1980/09メディア: 単行本この商品を含…

田中三兄弟が「東京人」に登場

「三響會Blog」に掲載情報がUPされていた。三兄弟は「東京人」の増刊号(新宿区を楽しむ本)に登場とのこと。東京人増刊 新宿区を楽しむ本 2010年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 都市出版発売日: 2010/01/09メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ…

今月の新刊

知人がきもの本を出すとのこと。日々、きものに割烹着作者: 猪谷千香出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (12件) を見る表紙の写真からして、いいなぁ〜!

出版界は「ノート」ブーム?

ちょっと前に、東大生のノートが・・・っていう本が流行ったと思ったら、もしかして今度は大人向けのノート本がブーム? 灯台下暗し書店の実用書コーナーにも、「ノート」がどうしたこうした的な本があれこれ。100円ノート『超』メモ術作者: 中公竹義出版社/メ…

今年のサントリー学芸賞

発表になっていたのに、気づかなかったけど、今年のサントリー学芸賞は矢内賢二『空飛ぶ五代目菊五郎』(白水社)が受賞していた! この本、面白かったなぁ。明治の名優として、名前はしばしば團十郎とともに上がるけど、黙阿弥の明治開化モノについてはあま…

今週の「文庫本を狙え!」

灯台下暗し書店で「週刊文春」をチェックしたら、今週の「文庫本を狙え!」のお題は、意外な1冊。一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/07/18メディア: ペーパーバック購入: 38…

文庫化されたからといって

本好きの人がたいてい抱える悩みが、置き場所の問題。すでに持っている単行本が文庫化されると、元版の単行本は古本屋さんに持って行っちゃおうかな(あるいはAMPなどで売っちゃおうかな?)と思ったりすることも多いのでは。 また、すでに単行本で持ってい…

山田風太郎さんの生原稿発見

共同通信のニュースで、山田風太郎さんの「人間臨終図鑑」の一部と「明治バベルの塔」の全文の生原稿が、ご自宅の物置から発見されたとのこと。 「忍法帖」シリーズや「戦中派不戦日記」などで知られる作家の山田風太郎さん(1922〜2001年)の直筆原…

『文庫本玉手箱』以降の「文庫本を狙え!」

最近また坪内道をがんばろうと思っているので、『文庫本玉手箱』に収録された2009年2月26日分以降の「文庫本を狙え!」で取り上げられた本をネットで検索。 大き目のポストイットにメモ完了。

草森紳一さん『本の読み方』

これもAmazonからのお知らせメール。本の読み方作者: 草森紳一出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/08/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (16件) を見る

里見とん『恋ごころ』

Amazonからのお知らせメールで、気になった講談社文芸文庫。恋ごころ 里見トン短篇集 (講談社文芸文庫)作者: 里見トン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/08/10メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る

今朝の「とくダネ!」で紹介された、浦上天守堂の関連書籍

「とくダネ!」でレポートされた、浦上天主堂が保存されずに13年後に一度、解体されていた件の元ネタ。ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」作者: 高瀬毅出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/07/01メディア: 単行本 クリック: 39回この商品を含むブログ…

Nスペ「日本海軍 400時間の証言」の関連書籍

8月9日〜11日の三夜連続で放送されたNHKスペシャル「日本海軍 400時間の証言」というドキュメンタリー。「水高会」という名前はどこかで読んで知っていたが、なるほどこういう会だったのか、ということは、通してきっちり見ることはできなかったもののの、わ…

芋づるの元

『落葉籠(上)』を読んでいて、いろいろとまた読みたい本が増えている。学生時代やその後に、耳や目に覚えのある書名が次々に登場してくるのだけれど、今まではなんとなく「めんどくさ!」と思ってパスしていた、江戸時代の文献がほとんど。 たとえば、二代…

今週の「文庫本福袋」

コンビニに生活必需品(要は、トイレットペーパー 笑。我が家の収納スペースの問題、価格と品質を考え合わせると、最寄りコンビニのリサイクルペーパーのがいちばんいい、という結論に)を買いに出たついでに、「週刊文春」のツボちゃん連載を立ち読み。 お…

そうか・・・

UTRECHTさんのメルマガを遅ればせながら読んでいたら、「そうか、それでか!」と。なんのこっちゃいですな、これじゃ。 今月、なぜか團伊玖磨さんの「パイプのけむり」の選集が文庫で出たが、なんかひそかに流行ってたりするわけ???と思っていたら、5月17…

白水社

白水社といえば、フランス語!みたいな刷り込みがあって(大学時代、フランス語の参考書とかクセジュ文庫、フランスの作曲家の評伝、思想・哲学系の本などでお世話になったような・・・)、そこから語学書っていうあたりは想像の範囲内でありましたが、実は…

「武士道エイティーン」

『武士道シックスティーン』、『武士道セブンティーン』と大変面白く読んだのだが、まだまだ続編がありそうだなぁ〜と『セブンティーン』を読み終えて思って期待していたら、文藝春秋のサイトでWEB連載しているらしい・・・。 12回目っていう更新情報が、…

『幸田文 しつけ帖』

「今日の平凡社」2月6日のエントリーにて発見! 本書は幸田文が遺した随筆から、 三つのテーマにわけて選び抜いた選集の第1冊目。 以降『幸田文 台所帖』『幸田文 きもの帖』が刊行されます。 いずれも文庫未収録の随筆を多数収録した、 幸田文のエッセンス…

リブロのお嬢さん、ありがとー!

帰りに、リブロに寄って、これまた年末に出ていたのを見逃していた『かぶくもの』4巻を探す。が、出版社はおろか、作者も覚えていないというていたらく。ざっと棚を見てみるも、発見できず、文庫の品だしをしていたお嬢さんに「かぶきもの」の4巻を探してる…

ひさびさに「en-taxi」

談春師の連載が終わってから、とんとご無沙汰していた「en-taxi」だが、本屋で目次をチェックしたら、銀座特集の中で、保さんが歌舞伎座について書いているのを発見。ということで、ひさびさに購入。 「あーあ、歌舞伎座なくなっちゃうんだよなぁ〜」と改め…

「今日の平凡社」

このBlogのおかげで、購書意欲が向上中・・・。「え、そんな本が出るの?!」とか「へぇ〜、そんな本が出てたんだ・・・」という情報が、押し付けがましくなく、しかも他社の本まで出てきて、更新をチェックしていると、読みたい本リストが、どんどん溜まっ…

「続続・桜庭一樹 読書日記」に

東京創元社のサイトで連載されている「続続・桜庭一樹 読書日記」第7回に、こんな一文が! 桜庭「今年、小説は、ノンフィクションにどうしても勝たないといけません。わたしたちはもっとすごいものを書いて。すごい本をつくって。もっともっと遠くに読者を連…

「今日の平凡社」

iPhoneを導入して、今まで、放置しがちだったいろんなメルマガを、空き時間にちょこちょこ読むようになった。 今朝も、白水社のメールマガジンのバックナンバーを、読んでいたら、面白そうな本やら、Blogを発見。 本は、茗荷谷の猫作者: 木内昇出版社/メーカ…

あの「きよ田」の新津さんが!!

昨日、仕事関係の転送メールを見ていたら、某大手広告代理店の弊社の担当者が、あのさとなおさんと同姓同名で、びっくり!ということがあった。 で、今朝、さとなおさんの「さなメモ」の本日分を読んで、それからなんとなく過去Logをあっちこっち読んでいた…

『蟹工船』ブーム?!

いつ頃からか、突然、新潮文庫の真っ赤な表紙の『蟹工船』があちこちの書店で平積みされている光景を目にするようになりましたね。「これって、誰かが仕掛けてるのかな?」と思いつつ、どうももう一つ読んでみる気にはなれないままのですが・・・。蟹工船・…

『戸板康二の歳月』が!

来月のちくま文庫刊行ラインナップに入っています。単行本で入手して、読んではいるのですが、うれしいことです。戸板康二の歳月作者: 矢野誠一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1996/06メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る文…

『狐のかんざし』

新派120年の今年、というタイミングだからでしょうか? 三月書房から、花柳章太郎の随筆集が出ました。先日、本屋さんで見かけたのですが、荷物が・・・ということで、入手は断念したのですが。 Amazonには、画像データがUPされていませんが、bk1には内容紹…

三津五郎さまの新刊情報

『坂東三津五郎 歌舞伎の愉しみ』(岩波書店)、今日発売かと・・・。1ヶ月早かったです。7月25日でした(^_^;) ネット検索をしましたら、岩波書店のHPに編集者からの紹介が掲載されていましたので、ご紹介します。moreinfo via kwout発売日が待ち遠しいです♪

団十郎には負けられない???

坂東三津五郎/長谷部浩編『坂東三津五郎 歌舞伎の愉しみ』(岩波書店)が7月25日に発売だそうです! ワーイ!! 情報源は、往来堂店長日誌(id:oiri:20080617#p3)。以下、内容を引用します。 世話物・時代物をどう観るか、踊りの魅力とは、荒事・和事の愉し…