2009-11-10から1日間の記事一覧

『「噂の真相」トップ屋稼業』

職場においてあった未読本の中から、ちょっと系統の違う本を選んでみた。とはいえ、これも「文庫本を狙え!」のお題本ではあるのだけれど。「噂の眞相」トップ屋稼業 (河出文庫)作者: 西岡研介出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/07/03メディア: 文…

『うらなり』

ツボちゃんが解説だったので、新刊即ゲット。いやはや「坊ちゃん」が読みたくなる!しかし、わたしの「坊ちゃん」はどこにあるんだろう…。 解説でツボちゃんも書いていたけれど、ラストがほんとすばらしい! 「ヤラれたぁ!」とはこういうラストだよね、ほん…

森繁久弥さん

もう、ずっと公式の場には姿を見せていらっしゃらなかったのでは??? 個人的には、森繁さんといえば「知床旅情」と「だいこんの花」と「屋根の上のバイオリン弾き」かな。 ご冥福をお祈りいたします。森繁自伝 (中公文庫BIBLIO20世紀)作者: 森繁久弥出版社…

「歌舞伎美人サロン」は清方展のトークショー

「歌舞伎美人サロン」第3回は、サントリー美術館で開催される「清方ノスタルジア」展会場でのトークショー。 近代日本画に大いなる足跡を残した巨匠、鏑木清方(かぶらき きよかた)(1878〜1972年)は、幼いころから歌舞伎に親しみ、歌舞伎を題材にした作品…

今年のサントリー学芸賞

発表になっていたのに、気づかなかったけど、今年のサントリー学芸賞は矢内賢二『空飛ぶ五代目菊五郎』(白水社)が受賞していた! この本、面白かったなぁ。明治の名優として、名前はしばしば團十郎とともに上がるけど、黙阿弥の明治開化モノについてはあま…