第17回浅見真州の会@国立能楽堂

行けるかどうかわからなかったので、チケット予約をしていなかったのですが、3月18日に「屋島」を拝見するっていうのは、なかなかない機会なので、思い切ってでかけることに。当日券でギリギリ入場できました。
屋島」っていうのは、義経をめぐる物語の一番最後の部分にあたるのだそうで、屋島の合戦場の跡に、亡霊となった義経が現れて、那須与一の扇の的の話などを語って、合戦の様子を再現するんですね。今回は「弓流」と「素働」という小書もついていました。
前場は、年老いた漁師さんの姿を借りていた義経が、後場になるとその真の姿を現すのですが、その時に着けているお装束が、本物の緋縅の鎧のように見えました。激しい舞もあって、あっという間でした。