文楽

9月文楽公演@国立劇場小劇場

先日、人間国宝に認定された嶋大夫さんは、もともと9月はお休みと発表されていたが、なんと、もう一人の切場語りの咲大夫さんもお休み…。 第一部で、寛治師匠がお元気そうなお姿を見せてくださったので、ホッとした。やっぱり寛治師匠のお三味線、いいなぁ〜…

2月文楽公演二部&三部

二部は「大経師昔暦」。今回は綱さんと波長が合ってしまったようで、途中落ちた(泣)。でも、その分?住大夫さんはバッチリ聞けたけど。最後に救いがないんだよなぁ、この話。首を切られたお玉さん、かわいそうだよねぇ。 三部は「曽根崎」二度目。前回はオペ…

「大経師昔暦」の予習

今週末、やっと第二部を観ることができるので、それに備えて、国立劇場が出している上演資料集を読んでお勉強。 猫の話とか、他の演目についての発見かも?ということもあったし、やはり、こういう勉強は楽しいね。近松門左衛門 (第4巻) (近世文学総索引)作者…

2月文楽公演第三部@国立劇場小劇場

第3部は簑助さんの曽根崎心中・お初ということでか、3部は早くにチケットが売り切れてしまったようで…。今日は、伝手でとっていただいた切符だったのだけど、自力で別日にもういちど、見ることができるのだ。ラッキー。 とにかく、簑助さんのお初に、目が釘…

2月文楽公演第一部@国立劇場小劇場

奇跡的に余裕のよっちゃんで劇場に到着(笑)。三番叟も無事、拝見できた。つい先日まで、「操り三番叟」をお稽古していただいていたので、なんか嬉しいぞ。 最初の演目は、歌舞伎でいえば4段返しの舞踊みたいな感じ。「海士」の蛸がすごくよい演技だった〜。…

咲大夫さんのインタビュー記事

今回の国立劇場文楽公演で「日向嶋」キリを語っていらっしゃる咲大夫さんのインタビュー記事が朝日新聞に掲載。 「日向嶋」はあまり出ない演目らしく、しかも重い扱いらしいというところまでは、昨日買った内山さんの劇評を読んでいてわかったのだけれど、咲…

12月文楽公演@国立劇場小劇場

先日の鑑賞教室Bプロに続き、今日は通常公演。「近江源氏先陣館」と「櫓のお七」。盛綱陣屋の文字久大夫さん、櫓のお七の八百屋の呂勢大夫さんが、個人的には好きだな。お七は、清十郎さんが遣っていらして、生きてるんじゃないか?と思う瞬間がたびたび。 …

文化勲章&文化功労賞発表

歌舞伎からは坂田藤十郎さんが,落語からは桂米朝師匠が文化勲章受賞、文化功労賞には、能楽から片山九郎右衛門さん、文楽からは吉田簑助さんが、それぞれ受賞とのこと。おめでとうございます。 毎日新聞記事 [文化勲章:桂米朝氏らに 功労者には元横綱大鵬の…

五月文楽公演第一部@国立劇場小劇場

なんとか第一部も無事に拝見。いやはやお人形の「寿式三番叟」ってのも、よいなぁ。「三番叟」は最近、鑑賞教室かなにかで拝見した記憶があるが、翁付は珍しいとのことで、楽しみにしていた。三番叟が玉女さんと勘十郎さん!だしね(笑)。 人形も、面をつけ…

五月文楽公演第二部@国立劇場小劇場

お稽古の後、有志で文楽を見に、国立劇場へ。われらが柴田先生のお知り合いの伝手で、バックステージツアーつき! 通路の角にわ!勘十郎さんだ!! 文字久さんだ! などと、ミーハー心にちょっと火がつく(笑)。人形の解説をしてくださったのは、和生さん!…

萬斎解体新書其の拾四「人形」@世田谷パブリックシアター

前回の「解体新書」は、遅刻しちゃったので、今回はがんばって早めに赤坂を出ることに。乗り換えもスムーズで、ほぼ30分前に三軒茶屋に到着。 今回は、ゲストが桐竹勘十郎さん! 今月の「女殺油地獄」かっこよかったなぁ〜!なんて思いつつ、会場に入ると、…

2月文楽公演第二部・第三部@国立劇場小劇場

休日ということもあって、満員御礼の札が出ていた。第二部は住大夫さんと簑助さんが出演されてるしね。 第二部の演目「敵討襤褸錦」はまったく初めて見るのだけれど、仇討ちものということで、わりと話の筋はわかりやすかった。簑助さんが珍しく愚鈍な長男役…

2月公演の予習

第二部の演目「敵討襤〇錦」(かたきうちつづれのしにき)の台本が見つからない。 近松の「鑓の権三」と「女殺油地獄」は日本古典文学大系にあったけど。日本古典文学大系〈第49〉近松浄瑠璃集 (1958年)出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1958メディア: ?こ…

百年インタビュー

元日に、住大夫さんの「百年インタビュー」って、NHKさんも、なかなかヤルのぉ(笑)。 「器用じゃなかったから、今日がある」「人より以上に稽古した」「今でも錦糸くんと1週間は稽古します」 これまで読んだ、住大夫さんの本で出て来たエピソードが多かっ…

12月文楽公演@国立劇場小劇場

「源平布引滝」の二段目、三段目の上演。9月の花形歌舞伎で、見たばかりなので、歌舞伎と文楽の違いにあれこれ気づく。花形歌舞伎では、歌舞伎としては珍しく琵琶湖遊覧がでて、「なるほど、こういういきさつがあって、小まんの腕が切り落とされたのねぇ〜…

12月文楽鑑賞教室@国立劇場小劇場

鑑賞教室のチケットは取りそこね、ネット販売分はあらかた売り切れだったので、あきらめていたのだが、たまたまこの日のチケットが国立劇場チケットセンターのHPに出たので、思い切って・・・。 最初に「二人三番叟」があって、解説、そして「寺入の段」と「…

萬斎解体新書その拾四

ゲストは、なんと勘十郎さん! お人形もきっと遣ってくださるんだよなぁ・・・。年明けに発売とのこと。忘れないようにしなくては! MANSAI◎解体新書 その拾四 | 世田谷パブリックシアター/シアタートラム

9月文楽公演二部@国立劇場小劇場

二部は「奥州安達原」の通し。いやはや、とても面白かった。パーティーでちょっとだけだが、アルコールをいただいちゃったし、フレンチのコースをばっちりいただいたので、途中で堕ちるかも?と心配していたのだけれど、舞台にグイグイと引き込まれて、心配…

九月文楽公演第一部@国立劇場小劇場

豊松清十郎襲名披露興行ということで、ロビーにお祝いの展示が。燕三さんの襲名披露も、口上は拝見できなかったけれど、このお祝いはそういえば飾ってあったなぁ〜と思い出した。 最初に「近頃河原逹引」。歌舞伎でも見たけれど、人形だとお猿さんがますます…

9月は大変!

歌舞伎座+演舞場だけでも充分大変なのに、赤坂歌舞伎に三越歌舞伎ですよ・・・。当初、三越はパスする予定だったのですが、亀三郎くんのお名前が・・・。さらに文楽もあるし、その上、国立能楽堂は開場25周年記念公演が5日間もあるし、出囃子の仕事もお…

くいだおれ太郎さんの記事 その2

別の記事もあったので、貼っておきます。「早めの還暦祝い 「くいだおれ太郎」の浄瑠璃人形が完成間近」話題!‐話のタネニュース:イザ! via kwout

くいだおれ太郎さん人形を!?

アンテナの巡回先で知ったニュースです。 らくらく文楽NEO - FC2 BLOG パスワード認証 くいだおれ太郎文楽版──見に来てや | 日経ネット関西版 via kwout勘十郎さんと太郎さんの顔がどことなく・・・ いや、そんなことはないか(笑)

五月公演第二部@国立劇場小劇場

「心中宵庚申」では、うーん、見事に落ちてしまいました・・・。嶋大夫さんが大活躍(笑)の切場は、結構大丈夫だったのですがねぇ・・・。義太夫はきらいじゃないのに、なぜか落ちる確率が高いです。 「狐と笛吹き」は、地の文は文語体で、台詞が口語体とい…

「日本の伝統芸能」と「芸能花舞台」

今まで、土曜の午後イチが本放送の時間帯でしたが、今年度から、平日の午後が本放送の時間帯になるんですね・・・。これで、完全に録画して見る番組になってしまいますねぇ・・・。 「日本の伝統芸能」は、テキストを買ったんですが、放送曜日時間までは、チ…

二月文楽公演第三部@国立劇場小劇場

外仕事が予想以上に早く終わったので、国立チケットセンターに電話してみたら、まだ、チケットはあるとのこと。じゃぁ、行っちゃえ!ということで、国立劇場へ。 チケットが売れている割には、結構、空席があるような気もしましたが・・・。 「道行初音旅」…

二月文楽公演第三部@国立劇場小劇場

「義経千本桜」は、歌舞伎では何度も見ているのですが、文楽で見るのは初めて。ひとあしお先にご覧になった友人が「楽しかった〜」と日記に書いていらっしゃったので、期待して拝見。 いやぁ、ほんと楽しかったです! 「道行」は、断然文楽版の方がいい!と思…

社会人のための文楽鑑賞教室@国立劇場小劇場

最初に、ご祝儀曲?の「柱立」があって、それから解説。Bプロの解説を担当の相子大夫さんと清丈さんの義太夫チームが、すごく楽しかったです。 相子さんは、外見からして、いかにも大阪のおもろいお兄ちゃん!っていう感じ(失礼)で、対する清丈さんは、つ…

トップランナーに咲甫大夫さん

NHKのETVの番組「トップランナー」に、文楽の咲甫大夫さんが出演された。おじい様、おじ様が文楽の三味線弾きさんだそうで、弟さんも鶴澤清治さんのお弟子さんという、文楽一家。 「どうしたら、現代の人に文楽のステキさをわかってもらえるか」ということを…

メトロ文楽

東京メトロ永田町駅構内で、メトロ文楽が開催されるとのこと*1。行きたいなぁ・・・。 *1:http://www.tokyometro.jp/news/2007/2007-15.html

住大夫さんと綱大夫さんのインタビュー

「合邦」と「妹背山」の間に、住大夫さんと綱大夫さんのインタビューがあった。お二人とも、「合邦」が大好きなのだそうだ。「こんなによくできている曲はない」と、お二人ともおっしゃっていた。サワリのところで、拍手がくると、そこからまた、乗っていけ…