五月公演第二部@国立劇場小劇場

「心中宵庚申」では、うーん、見事に落ちてしまいました・・・。嶋大夫さんが大活躍(笑)の切場は、結構大丈夫だったのですがねぇ・・・。義太夫はきらいじゃないのに、なぜか落ちる確率が高いです。
「狐と笛吹き」は、地の文は文語体で、台詞が口語体ということで、口語体に耳がなれるまでが・・・。客席のあちこちから、結構笑いが起きてました。そういうお話じゃないんですけどね。狐の恩返し+狐と人間の許されない恋なんですよね、テーマは。最初に狐が出てきたときに、2月の狐忠信を思い出しちゃいました。あれはすばらしかったなぁ・・・。また観たいです! お話は春夏秋冬に分かれていて、夏と秋を清治さんが弾いていらっしゃったのですが、これがまた、すばらしい三味線でした。音が語るとでも申しましょうか。人形もよかったです。
「心中宵庚申」は、リベンジしたいのですが、日程的にもう、無理だなぁ・・・。