昼は、国立劇場で恒例の復活狂言「夢市男達競(ゆめのいちおとこだてくらべ)」を見て、夜は柳家小満ん師匠の独演会へ。
国立の方は、楽しいのは楽しかったのだけれど、やはり役者があと1〜2枚足らないっていう感じかな…。菊ちゃんが先月と打って変わった役どころで登場して、びっくり。ちょっともったいないような気もしてしまった。
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2012/1702.html?lan=j
夜の小満ん師匠の方は、ネタ出しの会。今回は「紺屋高尾」が一番楽しみな演目! 「一目上がり」「万金丹」も楽しかったし、さすがだなぁ〜と思うのだけれど、眼から鱗だったのは、やはり「紺屋高尾」。話の運び自体は、他の人とそんなに違うわけじゃないのだけれど、緩急の妙というか、ベテランの味というか、「あ、紺屋高尾もそんなに大ネタっていう訳でもないのかも???」という軽みと、でもキモのところはしっかりと締まっていて、流石としか申し上げようもなく…。
仲入りでお正月恒例(らしい)のプレゼント・タイムがあり、手ぬぐいを頂戴する。小満んさんらしい、ステキな手ぬぐいだなぁと思ったら、なんと帯に仕立ててお太鼓のところに手ぬぐいが!という女性がいらして、小満ん師匠も驚いていらした。
さて、明後日の研究会の「つるつる」も楽しみだ!