とうざい

とうざい

朝、読み始めて、食事中や移動中にも読んで、夜には読了。江戸の新興人形浄瑠璃座が舞台だ。上方から隠居のじいさんが孫ほどの男の子を連れて松輪座にやってくるところが幕開き。
ここからいろいろ騒動があるのだけれど、そこに古典の名作やら新作人形浄瑠璃やらが出てきて、文楽好きな皆様にもぜひ読んでいただきたい一冊。
田牧大和さんににわかにハマったのだが、この一作がダメ押しとなり、これから出る新刊は単行本で買っちゃいそうだ。
夜は、文楽三部。仕事が片付かず、道行は見られず…。そんな予感もしたのだけれど。玉女さんの鱶七かっこいいなぁ〜。なんだけど、全体を通すとなんとなく物足りない気が…。呂勢さんをもう一度聞けなかったのが、ほんと、心残りな2月文楽公演。
どうして通しを出してくれないのかなぁ、東京はで…。