2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『弁慶はなぜ勧進帳をよむのか』

うーーーーむ。基礎知識が足らない&頭がワルイので、あまり理解できないまま、読了・・・。「ごまのはい」とか「小町算」とか、脇筋の小ネタには反応したけれど。もっと簡単な仏教入門書などを読んで、出直すべし!って感じかな?弁慶はなぜ勧進帳をよむの…

三津五郎さま、成功祈願!

「歌舞伎美人」に、三津五郎さまが道成寺に成功祈願のため、お詣りなさったという記事が載っていた。 三津五郎 道成寺で成功祈願 | 歌舞伎美人(かぶきびと) 今回は、道行きのお衣装を赤に戻し、浄瑠璃も坂東流に伝わっている常磐津で踊るとのこと。さてさ…

灯台下暗し書店にて

あーあ、また買ってしまった・・・。白川静 漢字の世界観 (平凡社新書)作者: 松岡正剛出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2008/11/15メディア: 新書購入: 16人 クリック: 83回この商品を含むブログ (88件) を見る源氏物語〈第1巻〉桐壺~賢木 (ちくま文庫)作者: …

「亀」のPV

「今日の平凡社」で教えてもらったCKBの新しいPV。 http://heibonshatoday.blogspot.com/2008/11/ckbpv.html#links 根本敬さんの「亀」だよ・・・。ふっと思い出すと、結構「亀」好きなので、これから「亀」ネタを集めてみようかと思ったり(笑)。

日本の伝統芸能第3回能楽

大倉源次郎先生と柴田稔先生によるレクチャーを聴きに世田谷へ。 音楽の教員向けのレクチャーで、思ったよりも小さな会場だったから、ちょっとびっくりした。 源次郎先生の小鼓を、あんなに間近で拝聴する機会は、そうそうないので、貴重な体験をしたと思う。…

変わるニコタマ

数年ぶりで、二子玉川で降りてみたけれど、いやはや、様変わりしていて、びっくり。話にはいろいろと聞いていたけれど、駅前はまだ工事中のようで、また1年後くらいに行ったら、全く違った風景になっているんだろうなぁ・・・。 帰りに、これまた久々で玉川…

『弁慶はなぜ勧進帳をよむのか』

今月の29日に「安宅」を観るので。仏教の布教と芸能の関係を探るというのが、著者の狙いとのこと。 後半には、「道成寺」と「卒都婆小町」についても取り上げられている。弁慶はなぜ勧進帳をよむのか―日本の精神文化と仏教 (生活人新書)作者: 小峰彌彦出版社…

藤田大五郎さん

能楽笛方の人間国宝、藤田大五郎さんがお亡くなりになったとのこと。 http://mainichi.jp/select/person/news/20081115k0000e040060000c.html 最近は、ほとんど番組にお名前が載ることもありませんでしたが、一度、生のお舞台を拝聴したかった方でした。 享…

銕仙会定期公演@宝生能楽堂

やっぱり、馬野さん、好きだなぁ〜と、今日の「巻絹」を見て改めて思った。三聲会、やっぱり行こうかなぁ・・・。 浅見さんの「善知鳥」もよかった。囃子方がよかったし、ワキが閑先生だったし。お装束、やっぱり凝った文様だったなぁ。後シテの面が切なかっ…

『雨にもまけず、粗茶一服』

いやはや、面白かった〜!! spankyiさんから「続編があるそうだ」という嬉しい情報をコメントでいただいたが、たしかに、これなら続編はあってしかるべき。なかったら怒っちゃうぞ!って感じである。 お茶のことなんてなぁ〜んにも知らないのだけれど、なん…

それはないだろう、編集部!

ただいま『雨にもまけず、粗茶一服』の下巻を読んでいるのだけれど、上巻の解説が、北上次郎さん。上巻に北上さんの解説というのは、実はちょっと不安な気もしないではなかったのだけれど・・・。 なぁ〜んと、上巻では出てこない展開について、北上さんがバ…

11月27日の「芸能花舞台」は寿夫先生の特集!

今日の銕仙会定期公演で配られた「銕仙」に、11月27日の芸能花舞台で、寿夫先生の特集が組まれているという記事があった。ゲストは、野村四郎さんと増田正造さんとのこと。録画予約を忘れないようにしなくては!

「今日の平凡社」

このBlogのおかげで、購書意欲が向上中・・・。「え、そんな本が出るの?!」とか「へぇ〜、そんな本が出てたんだ・・・」という情報が、押し付けがましくなく、しかも他社の本まで出てきて、更新をチェックしていると、読みたい本リストが、どんどん溜まっ…

灯台下暗し書店にて

またまた魔が差して・・・。弁慶はなぜ勧進帳をよむのか―日本の精神文化と仏教 (生活人新書)作者: 小峰彌彦出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2008/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る月末に、われらが柴田先生が「安宅」のシテを…

保さんの劇評

歌舞伎座の劇評が上がったのに気づかなかった・・・。演舞場昼の部は、海老蔵さんがご贔屓らしい(というウワサ)保さんだけに「なるほど、そうきましたか」と、或る意味、斜に構えてご意見拝聴したのだが。 歌舞伎座の「盟三五大切」は「おお、なるほど! …

ガーン・・・

早稲田演劇博物館で、三代目三津五郎の展覧会が開催されるそうで、それに連動して、三津五郎さまの講演があるのだが、なぁ〜んと、「能楽現在形」の日とモロにかぶってしまった・・・。今度の「現在形」は、観世流だし、六郎先生も出演されるので、絶対に見…

『雨にも負けず、粗茶一服』

本を買うクセが復活したついでに?気になる本を読み散らかすクセも復活した模様・・・。北上次郎推薦本だからなぁ、とパラパラめくったら、がぜん面白そうな気配が立ち上ってきて、『幕末あどれさん』をちょっとお休みして、こちらに浮気中。雨にもまけず粗…

短期能楽教室第五期お稽古6回目

いやはや、うっかりしていたらもうお稽古日がやってきてしまった!という感じ。お謡は「橋弁慶」の最後までいってしまった・・・。ただ、進み方が違う方がいらしたので、前に戻ってお稽古していただき、よい復習になった。って、自分でちゃんと復習しろよ!…

灯台下暗し書店にて

夕方、「本の雑誌」を買おうと立ち寄ってしまい、どうも、本を買うクセがついてしまった模様(ついた、というより復活した、というべきか・・・)。本の雑誌 306号作者: 本の雑誌編集部出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2008/11/11メディア: 雑誌この商品…

そうか「なっとさん」か・・・

今朝の「とくダネ!」花緑師匠のコーナーは、市川崑監督を取り上げていた。市川さんといえば「黒い十人の女」、そして「細雪」。であったのは、「細雪」の方が早かった。あの櫻の満開の下を美人四姉妹が歩く姿、いかにもな大阪のボンを演じた石坂浩二など、…

『幕末あどれさん』

持ち歩き本を何にしようか、ちょっと迷ったのだけれど、コレに。『銀座開化おもかげ草紙』は、最初、ノレなかったのだけれど、こちらは最初から話の世界に入っていきやすい気がする。幕末あどれさん (PHP文庫)作者: 松井今朝子出版社/メーカー: PHP研究所発…

教文館にて

いったん、職場に戻って仕事を片付けてから、銀座へ用足しに。数寄屋橋阪急(って、今は言わないのかな?)で用事を済ませてから、「演劇界」と「和楽」を入手するべく、教文館に向かう。 「演劇界」は、三津五郎さまの御園座の河内山のカラー写真があって、…

松竹大歌舞伎@目黒 パーシモンホール

三津五郎さまのお芝居を拝見するのは、なんと、納涼歌舞伎以来! 名古屋に結局行けなかったからなぁ・・・。「魚屋宗五郎」と「京人形」という二本立ての巡業を見に、目黒へ。 パーシモンホールは、柿の木坂にあるからなんだと、どこかのBlogで以前に読んだ…

青山ブックセンター本店にて

帰りに、ついフラフラとABCへ。うーん、ますます昔の面影がなくなってきたなぁ・・・。文芸書と文庫・新書の少なさがさびしい。 どうやら、ABCと流水書房はBOOK OFFの資本に変わるらしいが、どんな店になるのだろう? 想像もつかないなぁ。そんなに読んで、…

『歌右衛門の六十年』

なるほど、二代の中村歌右衛門によって、昭和の歌舞伎を語ることができてしまうのか・・・。それだけ、歌右衛門という名前の存在というのは、昭和の歌舞伎にとって大きなものだったのか、ということを。 六代目歌右衛門というと、わたしの中では「飯炊き」。…

『歌舞伎』

実家に向かう車中で、読了。シリーズ(記号論で歌舞伎・能楽・文楽を読み解くという3巻だて)の1冊として書かれたものだそうで、土屋恵一郎さんの勧めで取りかかったということが、あとがきにあった。 なるほど、こういう見方っていうのもあって、そうする…

ぼんじゅう亭

二ヶ月に一度の、ぼんじゅう亭の出囃子三味線を勉強させていただきに、宮の坂へ。備え付けの機材のアンプが壊れてしまい、PAなし・・・。「あー、だから今日はやけに太鼓の音がおおきかったんだね」と打ち上げの席で、常連のお客様に言われた・・・。

『歌右衛門の六十年』

保さんの『歌舞伎』が、あともうちょっと、というところまで来てしまったので、いったん帰宅したついでに、別の本を持って出かけることに。で、積ん読の山の上の方にあった本の中から、コレを選ぶ。 歌右衛門さんの聞き書き。お父さんの五代目は、昭和15年ま…

花形歌舞伎昼の部@新橋演舞場

「伊勢音頭恋寝刃」の通しと「吉野山」。「伊勢音頭」の通しは、珍しいのではないかしら??? なるほど、前段にこういう話があって、貢は青江下坂の刀と切紙を探すことになるのねぇ〜と、納得。 海老蔵さんの十人斬は、発端(鞘が割れて万野を斬ってしまっ…

筑紫哲也さん

夕方のTBSニュースで、筑紫さんの訃報が。自ら肺癌を公表してから、半年ぐらい? 早かったなぁ・・・というのが、率直な感想だ。あのライオン丸みたいな髪ふさふさだった人が、最後の方では、毛糸の帽子をかぶって画面に登場していたようなので、抗がん剤治…