そうか「なっとさん」か・・・
今朝の「とくダネ!」花緑師匠のコーナーは、市川崑監督を取り上げていた。市川さんといえば「黒い十人の女」、そして「細雪」。であったのは、「細雪」の方が早かった。あの櫻の満開の下を美人四姉妹が歩く姿、いかにもな大阪のボンを演じた石坂浩二など、忘れられないシーンがある。
そして、市川さんといえば和田夏十さん。が、ながいこと「夏十」の読み方がわからず、ズボラゆえ調べてもみなかったのだが、今朝、花緑師匠のコーナーを見て「そうか、なっとさんか!」と。
リメイクした「ビルマの竪琴」は、夏十さんが書いた脚本をまったくそのままに、カラーで撮り直したとのこと。それだけ夏十さんという脚本家が優れていたとともに、市川監督にとってはなくてはならない人だったのだなぁ、ということを改めて知った。
「細雪」を撮ることに反対していた夏十さんだけれど、市川さんが撮ることを決めたら、何も言わずに原作を読み、脚本のことで悩む市川さんに、的確なアドバイスをする。病の床で、最後のシーンのシナリオも執筆されたとのこと。すばらしいコンビだったんだなぁ・・・。
また「細雪」や「黒い十人の女」を見たくなった。
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