『歌右衛門の六十年』

保さんの『歌舞伎』が、あともうちょっと、というところまで来てしまったので、いったん帰宅したついでに、別の本を持って出かけることに。で、積ん読の山の上の方にあった本の中から、コレを選ぶ。
歌右衛門さんの聞き書き。お父さんの五代目は、昭和15年までご存命だったんだ・・・。お兄さん(現・芝翫さんのお父さん)とは結構年が離れていたのね。などという、基本的な流れをまずは知った。
若くして後ろ盾をなくしたこと、生まれつき足に障害があったこと、芸に対するストイックさ、など、玉三郎さんは結構似ているんではないかと。