納涼歌舞伎第二部@歌舞伎座

  • 「ゆうれい貸屋」
  • 「舌切雀」

「舌切雀」、すっごく楽しかったです〜! 俳優祭の「白雪姫」を思い出しました。
三津五郎様の小人は、キモカワ系のキャラでした。与太郎さんは、落語の与太郎さんと同じテイスト。心が綺麗な人。どちらも良かったです!
前の演目で、やる気のない職人を演じていたのと、同じ人とは思えません!(こちらは、ちょっとダンダンブエノの「砂利」を思わせるキャラでした)
勘三郎さんのお玉婆との踊りバトルもあり(なんと「三社祭」ですよ! これはこれで、ちゃんと一曲、本興行の演し物でお願いしたいです、松竹さん!!)、最後はかっこよく変身! 二部は、三津五郎様の魅力全開でございました。
亀蔵さんは、一部に続いて不思議なキャラを怪演! やっぱり、この方がいると、何かが起こりますね(笑)。花道でのアレには、びっくり&爆笑でした。
鶴の芝のぶちゃん、すごーーーく可愛い! 可憐でしたわぁ。
勘三郎さんの意地悪でケチな婆さん、ハマりすぎです。息子の家に押し掛けて来ては、ご飯を食べさせろ!と言い放つ、小さい方の葛籠をもらってきたと聴けば「なんで、大きい方を貰って来ない!」と怒りだす・・・。アドリブも結構あったみたいですね。勘太郎くんや七之助くんが時々、噴いちゃってました(笑)。
そしてそして、コクーンであまりに出番が短くて心配した小山三さんが、可愛らしいお姿で登場。楽しそうに舞台を務めていらっしゃるのを拝見して、安心いたしました〜。
叶う事なら、もう一度見たい!二部でした。