志の輔らくご in 下北沢@本多劇場

夏の恒例、志の輔らくご in 下北沢。今年は、「牡丹灯篭」をやると、チケット発売の時から告知されていました。
去年は、何をやるか???状態で、開けてびっくり「牡丹灯篭」だったのですが、果たして、去年とどう変化しているのか?
全体の構成などは、去年と同じ。前半1時間で、物語の一方の筋を紹介し(なぜ、仇討ちなのか、というほうの筋ですな)、休憩後に、一気に残りのストーリーを志の輔師匠が語る、というものです。
去年と明らかに違ったのは、物語がクライマックスに達したところで、生のお笛が入っていた点。初日に拝見したので、その後、この部分についての改良が加えられたと知り、ちょっと残念な気持ちも・・・(笑)。
あとは、去年はオープニングのトークが、お洋服だったのが、今年は志の輔ゆかたを着てのトークになったこと。そして、楽日には、なんとそれまでのハイスツールをやめて、縁台が登場したそうです! そりゃ、浴衣に縁台は、つき物ですな・・・。事務所スタッフのがんばりに拍手〜!
噺は、やはり一年の熟成を経て、より、深くなっていたと思います。そして、ラストに憂歌団の木村さんの歌が〜! これがとても幕切れの雰囲気にマッチしていて、よかったです。さすが志の輔師匠、センスいいですね〜。
どうやら、来年もあるらしいので、どう進化するのか、楽しみです・・・。

怪談 牡丹燈籠 (岩波文庫)

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怪談牡丹灯篭 怪談乳房榎 (ちくま文庫)

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