2010-01-01から1年間の記事一覧

今月二度目の演舞場昼の部。「連獅子」の花道がバッチリ見える席。毛振りがぴったり揃っていて、初日にくらべるとだいぶ長かった(=回数も多かった)。 巳之助くんもだいぶ落ち着いてきたと感じた。三津五郎さまも安心していらっしゃるのではないかしら?と感じ…

出かける予定だったのだけれど、天気が悪いので中止。 久々の丸一日何も予定がなくなった休日なので、本を読むことにした。東京作者: 坪内祐三出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2008/07/19メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (3…

国立劇場で10月歌舞伎公演を見る。 「天保遊侠録」は、下座音楽も使っているし、真山青果としては、歌舞伎味の濃い作品だろう。 梅丸くんが麟太郎を好演。梅玉さんは演舞場なのに出ているということは、彼のことを吉右衛門さんあたりが気に入ったということ…

今日こそ早く帰ろうと思っていたが、気がつけば21時過ぎ。どうせなら、「日本の城ミステリー紀行」の1回目を見て帰る?と思い、前半を仕事しながら見る。もちろん、録画予約はしてある。 1回目は熊本城。三津五郎さまが、とても楽しそうにお話されていて、わ…

『坂東三津五郎踊りの愉しみ』読了。 三津五郎様の踊りは、ほんと、いつも素晴らしい。そのすばらしさの理由を垣間見ることができる一冊だ。 江戸時代から続く坂東流が、他の流儀とは振りや解釈が違うというのは、なんとなくは知っていたけれど、具体的な違…

ツイッターで、ご飯を炊く土鍋を紹介している方がいらして、これが、お値段がお手頃で、かなりよさそう。 紹介されている方も、最初は「このお値段だったら、ダメでもあきらめがつくから」と購入されたそうだけれど、購入から数日後に売り場へ行って、他のお…

先週お亡くなりになった古今亭志ん五師のお通夜に伺う。体調がすぐれないらしいというウワサは伺っていたのだが、よもやこの時期にお亡くなりになるとは思ってもみなかったので、訃報を知った時は、驚いた。 町屋の斎場への道中の角々に古今亭一門の二つ目さ…

夜、録画してあった「チャンス」最終回を見る。 亀ちゃん、最後はやっぱり破滅しちゃうのか。展開はそうとう読めてしまう作りだったけど、馬の可愛さと亀ちゃんの怪しさが見たくて、結局全6回見てしまった。 馬の目はとても綺麗なんだな、というのをこのドラ…

待ってました!の10月大歌舞伎初日。今月は、昼に三津五郎さまが巳之助くんと「連獅子」を、夜は「どんつく」をなさるので、この番組が発表になってから、首を長くして待っていた。 歌舞伎座と違って、演舞場の正面には「本日初日」の垂れ幕はないのか、とち…

夜、お囃子の稽古に伺う。 先月、2回でとりあえず最後まで稽古をつけていただいた「吉原雀」の上げ浚い。 細かいところをちょこちょこ間違えてしまった。浚い方が足らないな、と反省する。前回は上げていた、お他流では「タマ」を入れる合方の手組にいきなり…

あっという間に、9月も終り。 国立で落語研究会。久しぶりで扇辰さんの高座をうかがった。ホリイさんの調査によると、今回の新真打5人ともが好きな噺家として挙げたのが、扇辰さんなんだとか。 派手じゃないけど、品がよくて、自分のカラーがあって、なん…

根岸に落語を聞きに行くつもりが、すっかり職場を出損なってしまい、断念。

今日も雨の朝。洗濯物がたまる。 朝イチで歯医者。治療方針「どうしますか?」と聞かれたので、今回は保険で、とお願いする。 やはり、不景気だと歯医者さんにも影響が出ると、先生が話していらした。虫歯治療自体は減らないけれど、自由診療の材料で、とい…

朝から雨。秋の長雨がやってきたらしい。 コンビニではどこも、たばこの値上げに備えてのカートン買いの広告が目につく。一生分買いだめできるわけでもないのにね。 テレビのCMでは、ニコレットで禁煙しよう!と言っている。一時はやった『禁煙セラピー』は…

後の祭り

昨日できなかったので、今日は洗濯洗濯!と朝から張り切って。 暑さ寒さも彼岸までとはよくいったもので、空は晴れているけれど、日差しはすっかり秋だ。半袖のTシャツ1枚では心もとないので、薄手のジャンパーを羽織ってでかける。 夕方が近づくと、黒っぽ…

美味しいもの三昧、二日目

今日は、我らが柴田先生の「青葉乃会」。朝は台風の影響で、激しい風。雨は小降りになったものの、やっぱりこれじゃあ、きものはやめよう、と洋服で出かけることに。ところが、どんどん天気は回復してきて、「こんなことなら、きものでよかったなぁ…。」と。…

鰻の幇間を肴に美味い鰻を食べる会

朝、歯医者へ。治療方針は保留のまま、とりあえず、仮歯を入れてもらう。「次回までに、真剣に考えておいてくださいね」と言われたので「いや、今も真剣に考えているんですけどね」と一応。 夜は、仕事関係の皆様と鰻会。前にもほぼ同じメンバーでトライして…

土砂降りが着いてくる

朝から演舞場へ。今日は昼夜通しという暴挙に…。 家を出てしばらくすると、雨がどんどんひどい降りになってきて、最寄り駅に着いた時には、パンツのひざから下がかなり濡れていた。それでも、地下鉄で銀座に向かう間にかなり乾いて、よかったと思っていたら…

照れてる玉さん!

天気は下り坂、と天気予報のおねえさんが言っていた。でも、まだむしむしと暑い。 今夜は十五夜だそうで、たしかにまぁるいお月様のお顔を拝むことができた。夜に入ると涼しくなって、やはりもう秋が来てるのかしら?と感じる。 しまった、職場に『読ホリデ…

若松先生の訃報

昨日、twitterで銕仙会の若松健史師が亡くなられたという情報を目にして、信じられない気持でいた。すぐにネット検索をかけたりもしたが、その時にはまだネットニュースの訃報は流れておらず、間違いであってほしい、と祈るような気持で過ごした。 が、残念…

嶋さん、大当り!

文楽の千穐楽一部・二部を通しで観劇。 「良弁杉」は歌舞伎でも文楽でも見たことのない演目だったので、楽しみにしていた。光丸をさらう鷲が想像以上に大きくて、びっくりした。大僧正の紅の衣の袂は長いんだ。そういえば、あまりお坊さんの衣なんて気にして…

梨を食べて、秋を知る

三連休の真ん中の日。実家で夕食に、ひさしぶりのすき焼きを、汗だくになりながら食べた。そろそろ秋めいてきたし、もういいかな?と思ったのだが、まだ暑かった。 食後に、母がむいてくれた梨を食べる。甘さがしっかりしていて、やっぱりもう秋だ。 「情熱…

門出の会を拝見

銕仙会の安藤さんがいよいよ独立披露会をされることになり、目黒の喜多六平太記念能楽堂へ。時間を読み違えて、早めについてしまったら、道路まで開場を待つ人の行列ができていて、よかったよかった。 前半戦は、仕舞と舞囃子、狂言。若松先生の仕舞に引き込…

どら焼きとスーツ

仕事の関係で、スーツ着用の一日。半月前だったら、裏地つきのスーツじゃエラい目にあっただろう。日差しはあったけれど、すっかり秋めいてきて、助かった。 仕事はイベントの受付。東京プリンスタワーのバンケット。そう、あの海老・真央結婚披露宴の会場だ…

友待つ雪

朝から土砂降りの雨。いきなり秋がやって来た。 夜はお囃子の稽古日。自分の間の悪さをひしひしと感じながら、鼓を打つ。「吉原雀」は最後まで行ってしまった。チリカラの手組オンパレードの曲だけに、ダメさが浮き彫りになる。頭ではわかっていても、手がそ…

岡本綺堂や柴田宵曲は「美しい日本語」の宝庫

朝の空模様が「洗濯はやめといたほうがいいよ」と言っているように思える日がつづいている。一応、天気予報をチェックするのだけれど、どうもやめておいたほうがよさそう、という予報にダメ押しされて、洗濯物がたまる。 『読ホリデイ(上)』読了。都筑さん…

またもやガチョーンだ

先週までの陽気が嘘のように、朝晩は涼しくなった。昼間もジリジリ焼かれるような暑さではなくなった。これで体調を崩す人が結構いそうだ。 かくいうわたしも、なんとなく夏の疲れが出てきているような気がする。とにかく、眠いのと、寝起きがよろしくない。…

ロンドンから手帖がやってきた

帰宅したら、ロンドンから海を渡って、来年の手帖がやって来ていた。 今年の半ばから、英国のスマイソンという老舗の手帖を使っている。 ここ3年ほどは、Google Calenderをメインに使っていて、iPhoneを使い始めるまでは、カレンダーをプリントアウトしたも…

ガチョーン…

お能の稽古会で、朝から銕仙会に籠る。うっかりしていたけど、素謡はすぐに自分のシテの番がきて、あまり確認などできないうちに、お舞台に出る。今まで、短期教室の人たちとしか謡ったことがなかったので、地謡に出てくださったみなさまの調子が低くて、ど…

パーティーと文楽

今月の文楽二部の「桂川連理柵」の「帯屋の段」で、嶋大夫さんにヤラれた! こういう滑稽味が必要なところは、嶋さんの語りがやはり好きだ。深刻な場面だと、ちょっとクサいかな?と感じるアクションも、滑稽味のある場面だとピタっと来る。 「桂川」は、文…