門出の会を拝見
銕仙会の安藤さんがいよいよ独立披露会をされることになり、目黒の喜多六平太記念能楽堂へ。時間を読み違えて、早めについてしまったら、道路まで開場を待つ人の行列ができていて、よかったよかった。
前半戦は、仕舞と舞囃子、狂言。若松先生の仕舞に引き込まれた。立ち居が少し大変そうにお見受けしたけれど、そういうことは舞が始まるとまったく関係なくなる。仕舞の魅力が少し見えて来たような気がする。
休憩をはさんでいよいよ「石橋」大獅子。能(観世流以外はよくわからないが)の世界ではこの曲の披きが独立の第一歩ということになっているらしい。大鼓が柿原先生で、嬉しい。地謡は銕仙会の重鎮メンバーがズラリと並ばれて、門出のはなむけという感じかな?
銕之丞先生の立派な親獅子に、安藤さんの子獅子が胸を借りる。緊張感のある、まさに一生に一度、一期一会のお舞台だった。
そういえば、来月は三津五郎さまと巳之助くんの親子が演舞場で「連獅子」を出されるのだ。巳之助くんがどこまで三津五郎パパ獅子に挑んで行けるか?! それも楽しみ。
帰りに、渋谷にオープンした丸善&ジュンク堂に行ってみる。新宿のジュンク堂の2/3ぐらいの広さだろうか? 古典芸能系の棚は、新宿と同じ位の面積があるかな? まだ、棚が浮き足だっている感じは否めないけれど、渋谷にはこれだけの売り場面積の書店はないので、なんとかがんばってもらいたい。
お腹がすいたので、フレッシュネスバーガーでオニオンリングを食べてから、「ブ」に久しぶりで寄ってみた。折から、単行本500円均一セール中で、2冊ほど個人的に掘り出し物をゲット、文庫と新書の105円棚からは、あまり収穫はなくて、残念。ブックファーストに寄る元気はなかったので、無印で買い物をしてから、西武の地下に入ったザ・ガーデンにも寄って、夕食を調達。そういえば、セブン&アイのプライベートブランド商品が並んでいたけれど、西武系とセブン&アイって提携したのかしら?
帰宅して、「チャンス」を見る。亀ちゃん、ますます怪演だ。こういう役だと、ちょっと大げさっぽい亀ちゃんの演技が活きるのかも。
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