『平松洋子の台所』
そうそう、ブリキの米びつ。実家ではもう何十年とブリキの米びつが現役で働いている。そして、ここ数年は、実家に帰ると母から「悪いんだけど、お米を米びつに移してくれない?」と頼まれるのが何か月に一度の行事となっている。
スーパーで買ってきたお米のときもあり、父方の叔父が送ってくれた新米のときもある。我が家のご飯をこの米びつが支えてくれているんだよねぇ。
一方、我が家はといえば、無印良品のポリプロピレン製のお米2kg用の容器だ。冷蔵庫のドアポケットにちょうどいいサイズ、というので購入したのだった。時々、実家にある10kg用じゃなくてもいいけど、ブリキの米びつがいいなぁ〜、などと思うのだけれど、今年の夏みたいに暑いと、お米も冷蔵庫に入れておいたほうがいいかな?と弱気になる。
平松さんが愛用しているという調味料の紹介を読んでいたら、偶然、家でも使っているナンプラーが出てきたり、米酢は千鳥酢というのを見つけて嬉しくなったりする。
ご飯は炊飯器じゃなくてお鍋で炊くというのを読むと、とりあえずやってみたり、電子レンジを台所から撤去したと言われると、うちも蒸篭がないわけじゃないから、電子レンジなし生活をしてみようかな、と思ってみたり…。
そんな単純なヤツなんだなぁ、ということを改めて気付かされたりする。
- 作者: 平松洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/04/25
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (15件) を見る