本日の収穫
久しぶりに、原宿・BOOK OFFへ。
閉店まであまり時間がないので、文庫棚をチェック。
前回から日が経っているせいか、目新しい掘り出し物が見つかる。
●子母澤寛『味覚極楽』(中公文庫)
前々から探していた1冊。
明治・大正時代の”通”の人々の聞き書きをまとめたもの。
●木下順二『本郷』(講談社文芸文庫)
これも、以前から噂に聞いてさがしていた。本郷に住んだ文人のこと、伯父さんにあたる佐々醒雪や両親のことから自身の経験まで、本郷にまつわるエピソードをまとめたもの。
●江戸川乱歩編『世界短編傑作集1』(創元推理文庫)
江戸川乱歩による短編推理小説のアンソロジー。全部で5巻あるらしい。
●伊藤整『日本文壇史』(講談社文芸文庫)の7巻〜10巻が、1冊100円の棚に。迷わずGET。
などなど。
なお、中野翠さんの<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02152052&volno=0000>『毎日一人はおもしろい人がいる』</A>(講談社)をゆうべから読み始めたのだが、これが大変おもしろくて、気がついたら4時過ぎで、びっくり。五分の三くらいまで、一気読み。
中野翠さんの感覚は、とても共感できる。”おもしろい人”も、街で出会った見ず知らずの人から、新聞の三面記事を賑わせた人、著名人、中野さんのお友達など、バラエティに飛んでいる。
さあ、続きにとりかかろう(って、どれでしょう?)。