ブルー・ブルー・ブルー

今まで、日記をつけても三日坊主、よくても2週間くらいしか続いたことがない。
で、何を書けば続くのかな?と考えたところ、どうせ、今日買った本リストと、
読んでる本・読み終わった本リストをつけているのだったら、それを日記にすればいいじゃないか?と思い立った。

で、いきなりタイトルは<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=01198276&volno=0000>『ブルー・ブルー・ブルー』</A>(新潮文庫)。
白石公子のエッセイ集。新古書店の棚で見かけてゲットした。
詩など意識して読まないので、この著者の名前は知っていたが、書いたものを読んだことははなかった。
それじゃ、なぜこの本を買ったか?というと、坪内祐三氏がその著書のなかで取り上げていたからだ。

店を出て、すぐに近くのカフェで、読み始める。
面白い。思わず読みながら「そうそう」とか「フフフ」とか「そうだったのか」とか、一人で声に出してしまいそうで、恥ずかしくなってしまった。

誰の身に起きてもおかしくないような、何気ない日々の出来事を独特の視線で切り取っていく、その切れ味の良さに、ついつい惹きこまれている。
大きくプラスとマイナスの間を行きつ戻りつする女心を、客観的に見つめている、もう一人の白石公子が、そこにはいる。