本日の収穫
散歩がてらBOOK OFF原宿店へ。
いろいろと、掘り出し物があった。
●山口瞳『男性自身 卑怯者の弁』(新潮文庫)
ここの店には、山口さんの本は限られた数種類しか並んでいないことがほとんどなのだが、珍しく「男性自身シリーズ」があった。
●谷崎潤一郎<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=01325625&volno=0000>『文章読本』</A>(中公文庫)
先日読んだ斎藤美奈子さんの<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02127766&volno=0000>『文章読本さん江』</A>でも、もちろん論じられていた、「文章読本」界の御三家のひとつ。
●幸田文<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=01606944&volno=0000>『北愁』</A>(新潮文庫)
「流れる」「おとうと」に続く、幸田文三作目の長編。
平成5年の、新潮文庫復刊のうちの1冊。
はさまっていた、復刊リストの第2回配本のなかに、吉田健一『シェークスピア』が入っている。ほかにも、中村光夫『谷崎潤一郎論』やコルトオ『ショパン』、チェーホフ『チェーホフの手帖』など、ちょっと読みたいラインナップが含まれている。
●椎名誠・選<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=00269658&volno=0000>『素敵な活字中毒者』</A>(集英社文庫)
山口瞳さん、植草甚一さん、開高健さん、内田魯庵、江戸川乱歩、澁澤龍彦、殿山泰司など、本好き、読書家として知られる人々の名前が並んでいる。新刊のときに買ったはずなのだが、最近までこうしたアンソロジーはあまり読まなかったので、積ん読のままだったのを、多分引越の折りに処分してしまったような気がして、再度購入した。
●色川武大『ばれてもともと』(文藝春秋)
帯に「愛読者諸氏に遺す、この作家最後の贈り物」とある。
絶筆となった「好食つれづれ日記」を含む、1979年から89年までの約10年間に発表された随筆や小文、断簡などをまとめたもの。
など。