秋を感じる光景

天気予報を信じて、完全雨対策の服装で出かけたのに、駅に着く前に青空が覗き始めて、ちょっと拍子抜けした。
昼過ぎに、いつもの書店へ。やっと「考える人」2号と「群像」11月号を購入。他に、何か買おうと思っていた単行本があったはずなのだが、思い出せない。棚を一渡り見てみたが、それでも思い出せない。そんなに珍しい本ではないはずなので、いずれどこかの書店で見かけたら、買うかもしれない。

夜の千代田線の車内で、編み物をしている女性を見かけた。銀座線や半蔵門線、丸の内線などに比べると、千代田線は、さほど混雑していないせいだろうか。その女性は、いかにも自分で編んだらしい、芥子色のアンサンブルを着ていらした。
濃い紫をベースにしたネップ糸で、ひざの上に広げられた図面を見るともなく見ると、丸首のベストかセーターのようだった。
毛糸や編み物をしている人、また店先で色とりどりのニットを見かけると、秋が来たんだなと、感じる。

ちなみに、ただいま『吾輩は猫である』読書中。