何はともあれ「抜き書き」から(2)

また、本をたくさん読みたかったら、自らに締め切りを課すことが効果的だとか、本は飛ばし読みをしてもよいから、最後まで読むべきだとか、普段、読書について悩んでいることを堅苦しくなく、解りやすくアドバイスしてもらっている気分で読める。さらに、鹿島さんの「読書日記」を読んでいると、「ああ、こういうことだったのか」と腑に落ちるので、鹿島さんのアドバイスをより具体的に理解することができる。

それにしても、鹿島さんの旺盛な好奇心と行動力は、スゴい。「読書日記」で取り上げられる話題と本の幅広さを読んでいると、わたしなどは目眩がしてくる。何はともあれ、「抜き書き」からはじめようと思う。