”東京散歩”に目覚める?

今日も朝からいい天気。秋のカラっとした空気が、気持ちいい。

いつもの本屋をざっと偵察。大西巨人神聖喜劇』の3巻があれば買おうと、行くたびに見ているのだが、なぜか3巻がない。なぜか1・2巻は何冊かずつ並んでいるのに、お目当ての3巻だけがない。近くのチェーン店にはもう1週間くらい前から並べてあるので、売り切れてしまって補充が間に合っていないのかもしれない。

先日から気になっていた、高島俊男さんの『明治タレント教授』(文春文庫)、岸本葉子さんの『マンション買って部屋づくり』(文春文庫)と、今日目についた三浦展さんの『大人のための東京散歩案内』(洋泉社新書y)を購入した。
『明治タレント教授』は、「週刊文春」で連載中の「お言葉ですが・・・」をまとめたもので、「あとからひとこと」という後日譚が加えられている。裏表紙の内容紹介を読むと、
<b>わが国タレント教授のハシリとなった東京帝大教授・和田垣謙三花森安治会田雄次、長谷川泰らのちょっとイイ話が満載</b>
というところに引っかかった。

岸本さんの本は、別にマンションを買う予定などないのだが、わたしはこの手の本は気になる質なのだ。また、『大人のための東京散歩案内』も、最近こういう本が気になるようになってきた。わたしが”大人”かどうかは置いておいて(年齢的には十分”大人”なのだが、精神構造の方は、ちょっと自信がないので)、東京に生まれてこのかた住んでいながら、ご縁がなくて訪れたことのない場所がたくさんあるということが、最近気になっているせいだ。そして、そのことは昨日のオフ会で改めて感じた。こういう本がきっかけとなって、降り立ったことのない駅とその周辺の街を訪ねるというのも、いいなと、思う。