マヌケなタイムスリップ

今日は、曇り空でかなり寒い一日だった。
夜は、仕事がらみの飲み会。
本屋にも寄れず、帰って浅田次郎さんの『地下鉄(メトロ)に乗って』(徳間文庫)の続きを読んでしまおうとおもいつつ、睡魔がやってきたのでどうなるか?

この本、最初の主人公が何時の間にかタイムスリップして、兄の自殺を止めようとする件は、実は読んでいたことに気づき、「もしかして、全部読んだのだろうか?」と先を読み進んでみたが、どうやら最初のところだけしか読んでいないようだ。
なぜ、途中までしか読まないまま、手元に本が残っていないのか、ちょっと疑問だ。もしかしたら、図書館で借りて返却期限がやってきて、また借りるつもりで一旦返却してしまい、そのままになっていたのかもしれない。
読んだことのある本を、読んだ事があるということを認識せずにまた読み始めてしまうというのは、ちょうどタイムスリップしているような、なんだか不思議な感覚がある。実際のところ、単純にマヌケだといってしまえばそれで終わりなのだが・・・。