”本の虫”と食べ歩き

3時すぎに、郵便局へ行く用事があったので、ついでにいつもの本屋に寄る。
「東京人」1月号が出ていたので、特集をチェックしたら「文士の食べ歩き」ということで、迷わず購入。
ついでに、先日より気になっていた、スティーヴン・ヤング『本の虫』(アートン)が、手の届くところに差してあったので、この際、購入。
昨日までは、新刊の棚の一番上の談に差してあって、わたしにはちょっと手が届かなかったのだ。
帯に
<b>本の虫は実在した!! その生態と病理ー絶滅から守るために</b>
などと書かれていたら、これは読んでみるしかないでしょう!
著者のスティーヴン・ヤングというのは、
<b>某作家のペンネームらしいのだが、事情があって、正体は明かせない</b>
と、巻末の著者紹介にある。
いったい、誰のことなのだろう? 読んだらその正体がわかるだろうか?

帰りの地下鉄の中では、「東京人」を読む。
とりあえず、長部日出雄さんによる殿山泰司さんについての文章から順番に。とはいうものの、あっという間に降りる駅に着いてしまって、まだ読み終えていない。
殿山さんが、甘いものがお好きだったとは、知らなかった。
大好きだったという浅草のお決まりのコースを長部さんが歩いていらっしゃる。

他に、池波先生、半村良さん、藤沢周平さん、などが取り上げられている。
楽しんで、少しずつ読んで行こう。