MKタクシー初体験

夜は、麹町で友人たちと会合。結局、毎度のことながらわたしが遅刻という形。
仕事を片付けて、麹町までタクシーで移動の際、初めてMKタクシーに乗った。
とりあえず、運転手さんが降りて来てドアを開けたり閉めたりしてくれるとは聞いていたのだが、本当にやってくれるので、びっくりした。
でも、道の方は今ひとつご存じないようで「自動でドアを開け閉めしていいから、簡単な道くらいは憶えてね!」というのが、正直な感想。
もっとも、自動でドアの開け閉めをするタクシーでも、ここ数年「運転手になって○週間なので、道がわからないから教えてください」と堂々と言う運転手さんが多いので、礼儀正しく接してくれる分、まあ、いいかと思い直す。
他のみんなをお待たせして申し訳なかったと思うが、水曜日はルーティンの仕事の関係で、なかなか早く出られないので、勘弁してくださいね、皆さん。

メンバーの一人が風邪をひいていたため、この仲間の会合としては珍しく、10時前に解散となった。

帰宅後、田村治芳さんの『彷書月刊編集長』(晶文社)の続き。
もちろん、わたしなどが全く知らなかった著者の本もたくさん登場するのだが、中には『鬼平犯科帳』やローレンス・ブロックの「泥棒バーニィ」シリーズなど、なじみの名前も登場する。
ちなみに、「泥棒バーニィ」シリーズの主人公が古本屋さんだったとは、知らなかった。ブロックは、「マット・スカダー」シリーズが好きで、数年前までは新刊が出るたびに読んでいたのだが、最近主人公のマットが品行方正になってしまったのが、つまらなく感じられて、読んでいないのだが。泥棒バーニィシリーズは、、ノーチェックだったので、ぜひ、読んでみることにしよう。

とにかく、どの文章からも田村さんと本、特に古本との関わりと、田村さんの本への愛情が伝わってくる。
古本好きと古本屋さん好きにはオススメの1冊。