世は忘年会たけなわ?

天気はいいが、寒い。
夕方から所用で五反田へ。恵比寿経由で行ったので、アトレの中の本屋を10分ほど覗いてみる。
8時30分過ぎに終了。大量の荷物を持って仕事場へ戻らねばならずタクシーに乗ると、運転手サンが「12月だっていうのに、こんなに道が空いていていいんですかね? 今夜も商売上がったりなんだろうね・・・」とぼやく。確かに桜田通りは、師走の夜とは思えないほど空いているし、徒歩の人影もまばら。

結局、戻ってからも仕事。なかなか片付かず、12時半すぎに仕事場を出る。終電に乗る気力もなく、タクシーを拾おうとあたりを見渡すと、明らかに忘年会帰りとわかる酔っ払いのオジサンが、タクシー待ちをしている。
いつもは、空車で渋滞が起こるほどの、わが仕事場近辺もさすがに空車がほとんど見当たらない。やっと来たと思った空車を、わたしのちょっと手前でいきなり手をあげたオヤジに横取りされて、ちょっとムカっ腹をたててしまった。
「こちとら、今まで仕事して禄に食事もしてないのに、酔っ払いのオヤジにタクシーを横取りされたんじゃ、やってられないわ!!」
という感じ。
次にやってきた空車を止めて、無事帰宅。五反田から乗ったタクシーの運転手さんの予言は、見事に外れた。我が家の近くで、普段は滅多にみかけない空車待ちの男性二人連れが居た。引っ越して1年ちょっとになるが、ここで呑んだ帰りらしき、タクシー待ちをしている人をはじめてみた。さすがに、そろそろ忘年会のピークかもしれない。

昼過ぎに、いつもの本屋で待望の『「坊ちゃん」の時代 第三部』(双葉文庫)を無事ゲットしたのだが、京極堂がラスト50ページほどになっていたので、そちらが気になるので、今夜はお預け。