この2日の収穫(1)

昨日、歌舞伎座へ行く途中で、川本三郎さんの『荷風好日』(岩波書店)<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3c0d8e6d55ab70105cad?aid=p-mittei16105&bibid=02137465&volno=0000>[bk1]</A><A HREF=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-6280686-2859416>[Amazon]</A>がありそうだと目星をつけていた、銀座の近藤書店に寄る。ここは、売り場面積の割に岩波の本の在庫が多いので、期待していた。岩波の棚を見ていくと、最初は見当たらず「ブルータス、お前もか!」という心境だったが、念のためもう一度よく見ていくと、発見。
なんとなくいい予感がして、文庫の棚をチェックすると、これまた先日から探していた中井英夫さんの全集第1巻『虚無への供物』(創元ライブラリ)<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3c0d8e6d55ab70105cad?aid=p-mittei16105&bibid=01366616&volno=0000>[bk1]</A><A HREF=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488070116/qid=1044429813/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/250-6280686-2859416>[Amazon]</A>もある。

お芝居が終わってから夕食を食べることになっていたので、途中で軽く腹ごしらえをして、それでも時間があったので、新店舗になって初めて奥村書店に寄る。ここは、学生時代からその後の数年間、ずいぶんお世話になった古書店
勘九郎さんの本があれば買おうと思っていたのだが、見当たらず。代わりに『聞き書き 中村又五郎歌舞伎ばなし』(講談社)という本があったので、購入する。中村屋又五郎さんの仲については、勘三郎さんや勘九郎さんの芸談などでよく出てくるので、気になっていた。
店内には、昼の部を見て来た帰りと思われるお客さんがたくさんいて、なんとなく華やかなムードが漂っていた。