修行不足を反省(2)

帰りの地下鉄の中で、我慢しきれずついつい見開き2ページを一気読み。プロレス好きの坪内さんらしく、フジテレビで始まったプロレスネタの番組をさっそくチェックされていたり、「SPA!」の福田さんとの対談連載に出かけた日のことがあったり、出世された出版記念会のことなど、バラエティに富んでいる。
引き続き、常盤新平さんのこれまた新連載の「銀座旅日記」も読みはじめるが、最寄り駅に到着してしまったので、中断。銀座の奥村書店で永井龍雄さんの『石版東京図絵』(中公文庫)をついつい購入されたことが書かれていて、わたしもこの本は欲しいと思っているので、うらやましく思う。他に、大崎善生さんの「西荻日記」もこの号からスタートしている。惜しむらくは「ダ・カーポ」の版組で見開き2ページは、ちょっと物足りないこと。単行本にまとまってから読もうかという気持ちが起こらないでもない。

ダ・カーポ」は、編集長が交代して、誌面刷新ということが表紙に大きく印刷されているのだが、棚挿しで背表紙を見たときに特集が宮本武蔵だったため、中身はまったくノーマークだった。三ツ矢サイダーさんにご教示をいただかなければ、しばらく気付かなかったと思う。
やはり、まだまだ修行が足りないことを思い知る。