同じ病の大先輩

あっという間に過ぎた1月。今日も快晴だが冷え込みが厳しい。
去年の1月にこの日記を始めてから、どうにかこうにか1年続けることができた。
たいしたことを書いているわけでもないのに、おつきあいくださっている皆さんに感謝の意を表したい。
読んでくださっている方がいらっしゃるというのは、この日記を続ける上で、どれだけ励みになったことか。

今日もいつもの本屋を見回ったが、何も買わなかった。
帰宅すると、先日「彷書月刊」で南陀楼綾繁さんのコラムで紹介されていたネットの古本屋さん<A HREF=http://www2.odn.ne.jp/backpage>「Interbook Back Page」</A>さんで注文した本が届いていた。中公文庫・ちくま文庫講談社文芸文庫などのコーナーに欲しい本がたくさんあるのだが、今回は小林信彦さんの本2冊と平野威馬雄さんの『くまぐす外伝』(ちくま文庫)を買った。

「序にかえて」というコーナーで、<b>本好き・古本好きが嵩じて”開店”に至った</b>とあり、<b>読みもしないのに購ってきた本(いずれは読みたいと思いながら、果たしていない本の方が多いかもしれません)</b>なんて書いてあったので、「ああ同じ病気の大先輩だ」などと勝手に親近感を持ってしまった。
山田風太郎さんには特に思い入れをお持ちのようなので、山田風太郎さんの本を探している人は、ぜひ一度覗いてみることをお薦めしたい古本屋さんだ。