積ん読本増殖中

昨日の荒天が嘘のように、朝から快晴で暖かい。おかげでくしゃみ連発。イラクサのパワーもこれまでか?

実家からの帰りに、久しぶりで渋谷のブックファーストに寄る。
文芸書のコーナーに、坪内コーナーができてきて、びっくり(別に、ポップが立ててあるとか、そういうわけではないが)。
残念ながら、持っていない本は、あまり並んでいなくて、そこからは何も買わなかったが・・・。
とにかく、福田和也さんの最新刊『現代文学』(文藝春秋)を探すことが、第一番の目的。新刊コーナーで無事、発見。それから、文庫の棚をひと回り。平積みのところで、河出文庫の”文豪ミステリ傑作選」の『三島由紀夫集』を見つけた。
他に、岩波文庫のリクエスト復刊のコーナーで、樋口一葉の『闇桜・うもれ木』を、講談社文藝文庫からは、新刊で買い損なった小堀杏奴『朽葉色のショール』を選ぶ、そこから、再び文芸書の方向へグルっと戻って、福田さんの『江藤淳という人』(新潮社)と、大橋歩さんの『どきどき着物』(文化出版局)、平野恵理子さんの『きもの、大好き』(KKベストセラーズ)なども。
1階の雑誌売り場で、「演劇界」4月号と「東京かわら版」3月号を購入。

実家からは、『歌謡音曲集』という江戸時代に行われていた音曲の歌詞集のような本を持ってくる。義太夫長唄常磐津、清元はもちろん、河東節や一中節、荻江などのいわゆる「古曲」も収録されている本。他に、福武文庫の『歌舞伎読本』(山川静夫選)や、戸板康二先生の『写真 歌舞伎歳時記 秋冬』(講談社文庫)なども持ち帰る。

あー、3月もまた、積ん読本増産体制は、決定的か。