もう一つの積ん読本ルート

朝から快晴。いくらか寒さもゆるんだかな?という感じ。
昼ごろ地震震源は水戸あたりらしい。ニュース速報によれば、M5.1ということで、結構強い地震だったようだ。

夕方、時間調整のためネットをチェックしていたら、松竹のHPに6月のコクーン歌舞伎のUPされていた。一昨年の「平成中村座」は見損なってしまったので、せめて今度のコクーン歌舞伎はぜひ見物に行きたい。

帰りにいつもの本屋へ。今日は見回りのみ。その後、灯台下暗し書店もチェックするが、コレハ!という本には巡り会えず。帰宅してから「美女か野獣」を見ながら夕食。
目下、読書中の本は、地下鉄の友が、小林信彦さんの『コラムの冒険』(新潮文庫)、自宅本は京極夏彦さんの『狂骨の夢』(講談社文庫)、古今亭志ん朝・齋藤明さんの『志ん朝の風流入門』(ちくま文庫)、矢野誠一さんの『落語長屋の四季の味』(文春文庫)など。
他にも読みかけの本はあるのだが、中断→積ん読という運命をたどりそうだ。
わたしの場合、とにかく買ったことで安心してしまって積ん読になるものも多いのだが、案外この”読みかけ→積ん読”ルートをたどる本もあることに、最近気付いた。

そういえば、福田和也さんの『現代文学』(文藝春秋)も、そうしたルートをたどりそうな1冊だ。そろそろ読もうと思っていた本についての評論が多く、ネタ本の方を読んでからにしようと思っていたら、先に読めるところがあまりないのだ。
『作家の値うち』のように、縁遠い本に関する内容が圧倒的に多いと、逆にどんどん読めるのだが・・・。
いずれ、読むだろうから、しばしこのままにしておくことにしよう。
それにしても、未読王さまの日記には、いつ取りかかれることやら。