期せずして”講談社デー”?!

3月19日(水) 

朝からまあまあの空模様。昼間は暖かかったような気がするのだが、日が落ちるとやはり冷え込みが厳しい。
昨日買ったデジカメを一日持ち歩いたのだが、撮りたいものを見つけた時は、急いでいて立ち止まることができず、ゆったりできる時は、撮りたいものが見つからない。
とにかく、持ち歩くこと、撮りたいものを見つけたら撮る、という風にして慣れるしかないだろう。

昼ご飯を買いに出たついでに、いつもの本屋を巡回。
矢田津世子さんの『神楽坂/茶粥の記』(講談社文芸文庫)を、文芸文庫の棚から抜く。これは出た当時に、坪内さんが「文庫本を狙え!」で取り上げていたはずなのだが、購入しそびれていた本。
続いて、昨日も銀座の山下書店で見かけて買わなかった、犬丸治さんの『市川新之助論』(講談社現代新書)を、新刊の平積みから取って、目次などをゆっくりチェックする。現・新之助さんについては、初舞台を拝見して以来、歌舞伎から遠ざかってしまったので、ほとんど何も知らない。だから、彼にスポットを当てた本書は、今のところ興味の対象外だと思って、昨日は購入を見合わせたのだった。だが、京都で見る予定の「源氏物語」について書かれた第5章が眼に入る。これは、やはり読んでおこうと思い、購入することにした。
期せずして、今日は”講談社デー”となっていた。

あとは、「ダ・カーポ」の最新号をレジ前から取り上げる。もちろん!?特集が目当てなのではなくて、坪内さんの「酒中日記」を読むため。
時間も少なくなったので、食事はコンビニでおにぎりとおかずを買って、短縮版かつ読書モードで済ませるつもりだったが、落ち着いて読める環境にはなく、半端なまま終了。