嬉しい悲鳴

昨日の雨が嘘のようないい天気。夜は、仕事関係の人たちと、恒例のお花見だったが、気温も高く、帰りぎわに少し雨がパラついた程度で、まさにお花見日和だった。

このところ、”日記”という言葉がタイトルに含まれている本を立て続けに読んでいる。未読王さまの<a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486011020X/qid%3D1051776498/250-6280686-2859416>『未読王購書日記』</a>(本の雑誌社)、佐々木千賀子さんの<a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591076598/qid%3D1051776934/250-6280686-2859416>『立花隆秘書日記』</a>(ぽぷら社)だ。そして、タイトルにこそ”日記”という言葉は含まれていないが、実質的には日記といっていい金平茂紀さんの<a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884180070/qid%3D1051776635/250-6280686-2859416>『二十三時的』</a>(スイッチパブリッシング)を、目下読んでいるところだ。

未読王さまの本も、金平さんの本も、まず、わたしにとって、未知の分野や著者の作品についての紹介や感想がふんだんに出て来て、読んでいるうちに”芋づる”式に読みたくなる本が少なくない。また、本の話題だけでなく、音楽や映画などについても、未知のアーティストの名前が、とても魅力的に紹介されていたり、見損なった映画を見たくなったりという、刺激に満ちている。
最近の”地下鉄の友”である、小林信彦さんの<a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index%3Dbooks-jp%26field-keywords%3D%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%81%AF%E8%AA%98%E3%81%86/ref%3Dpd%5Frhf%5Fs%5F1/250-6280686-2859416>『コラムは誘う』</a>(新潮文庫)も併せると、これまであまり縁がなかった映画や音楽、舞台などにも興味が湧いてくる。

これらの新たな出会いは、楽しい一方で、時間とお金を上手に使うことを切実に考えて実行することを迫ってくる。嬉しい悲鳴だ。