浅草奥山風景など散策

予定通り早めに浅草駅に着いたので、なにはともあれ浅草寺にお詣り。そして、中村座を右手に見つつ、奥山風景に。さすがに天気のいい日曜日ということで、かなりの人出だ。そういえば、仲見世浅草寺よりのところに、平成小判の両替え所ができていた。お店をいろいろとひやかして歩くも「これが欲しい!」というようなものは、あまりない。そのまま花屋敷の手前の方に抜けて、今まで通ったことの無い商店街を歩き、場外馬券売り場周辺の一杯呑み屋さんが並んだ通りも通り抜け、アンジェラスに向ったけれど、満席。で、喉が渇いたので、近くのドトールで一休み。そこから公会堂の前を通って、ふたたび中村座を目指す。5656会館の近くの自販機でペットボトルのお茶を調達して、中村座の前についたら、開演20分前。中に入って、ブロマイドを物色した後、お弁当売り場に行ってみたら、1種類しか残っていない。まあ、食べやすそうな木の葉弁当というヤツだったので、それを買って入場。
夜の部は、中村座の定式幕(白と柿色と黒)が引かれていた。開幕前に、昼の部で序幕の幕間をつないでいた大阪の若手お笑い芸人(顔はよく見るのだけれど、名前が思い出せない)さんが、前説で登場。「役者さんと違って、PAを使わないと声が通らないんだ」というのは、先日も思ったこと。お大尽席がずーっと空いていて気になっていたら、開演してから登場なさった。4人連れだ。
幕間に「観劇セット」を売りにきて、前回はなかったプログラム無しというセットがあったので、それを購入。手拭いが1000円で、このセットには特製の巾着袋と団扇と手拭い、それにお茶がついて1,200円だから、まあお買得。
「白浪五人男」が終ったところで、やっぱり片市さんのブロマイドを買おう!と表へ。稲瀬川のキマッたところのと、「文七元結」の鳶頭のと、勘九郎さんの岩藤の宙乗り?の3枚にする。浜松屋のはあんまりいいのがなかったので、パス。片市さんは、襲名なさって役者ぶりが上がられたような気がする。昼の部は一役だけで残念だったけれど、夜の部の南郷はわたし的には好みだった。
「歌舞伎偵察記」更新