このお店、夜に来たのは初めて?

明日から小学生の娘さん二人を連れて、伊豆の保養所に行くという談志部長からお座敷がかかり、昼ご飯を食べに、以前はよく行っていた韓国料理のお店に。連休の谷間ということで、空いているのでは?と思ったら、千客万来状態。しかも、そのうちの1グループは、同じビルの方々だった模様。
談志部長とうちの若者が「あれ?」というからどうしたのかと思ったら、いつもお店を切り盛りしているママさんと調理場のチーフがいない、とのこと。代わりに働いているのが、若くはないけれど、なかなか美人でちょっと肉感的な女性。「ママはどうしたの?」と談志部長が聞くと「ああ、今日は休んで遊びに行っちゃってるんです。わたしは『今日は暇だから、店番してて』と頼まれて、さっきまでビールを呑んでたんですよ」というお答え。おそらく、ママさんも連休の谷間だから、そんなに混まないだろうと踏んで、休みをとったのでしょう。ところが、蓋を開けてみたら、8人グループに4人グループ(どちらもあとから、メンバーが増えていた)が入って来て、そこへ我々一行4名(うちも、あとからもう一人合流)が加わったので、多分、心の中で「ママ、話が違うよ」と思っていたのでしょう。うちのグループは、その辺をなんとなく察して、様子を見つつ注文していたら、ママさん代理から、キムチやらチヂミやらをたっぷり出してもらって、その上「馴れてなくて、ごめんなさいね」とお礼まで言われてしまった。
最初は、鍋にしようか?と言っていたのだが、せっかくだから「焼きますか」ということで、カルビとホルモンセットを頼んだら、炭火のコンロの炭にきっちり火がおこっていなくて、なかなか焼けてこない。それでも、「彼女はきっと馴れてないから、しょうがないね。まぁ、もうちょっとしたら、火もおこるだろうから、気長に焼きますか」と。談志部長など、最初の生ビールを半分ほど呑み終えたところで「このままのペースだと、ママ代理があっちの客の注文に追われているところで、追加を頼むことになりそうだから、ちょっと呑むペースを落とすか」と言って、ママ代理の様子を見ながら「急がなくていいから、ビールをあと2つね」とか言ってるし。美人はいいやねぇ。
あと、勝手に「明日になったら、ママに『話が違うよ!』と、あのママ代理が怒ってたりして、ちょっと見てみたいな、その様子」などと想像をたくましくししたり、注文が立て込むと「ああ、ママ代理がパニックにならなきゃいいけどねぇ」なんて心配している風を装って、実は結構、この状況を楽しんでいたのだった。
お会計の時に、さりげなく誰かがママさん代理の方の年齢を聞いたら、談志部長と同い年で、全員びっくり。ただ、計算する時に、伝票を見る目がちょっと老眼っぽかったけど、見た目はとても若々しくて、とてもそんな年齢には見えなかったなぁ・・・。しかも、ほぼスッピンだったし。最後にも「お客さんたち、優しくしてくれてありがとうございます。馴れてなくてごめんなさいね」と素敵な笑顔とともに、またお礼&お詫びの言葉をいただき、気分は上々。談志部長以下、全員ご機嫌での帰還となったのだった。
ちなみに「サービスです」と言って出してくれたチヂミは、とても美味しかった。