ドトールコーヒーに突然現れたきもの姿の男性

帰りに、ちょいと一休みして、時雨さんの続きを読もうと、ドトールに。朝のマックと違って、いまいち落ち着けないので、今まで読んだところのメモ書きなどをしていると、明らかに靴のものとはちがう、足音が。ふっと顔を上げると、羽織姿の男性2人連れが、わたしの隣の席にやってきた。半円形の大きなテーブルだったので、近すぎて、あまりチェックできず(笑)。わたしの隣に座った方は、黒の紋付の羽織。チラっと見えた襟元からは、細かい市松模様か?という半襟がのぞいている。バッグはぶどうの蔓を編んだと思われる籠、草履はエナメルで後ろが2枚・前が1枚というちょっと女物っぽい作りだ。向こう側に座った男性も羽織を着ていらっしゃるけれど、紋付ではなかった。足下は、オーソドックスな雪駄に信玄袋(たぶん、鹿革)。きものはお2人とも観察できなくて、残念!(笑)。
パっと見た瞬間、きものを着慣れていらっしゃるのはわかったのだけれど、芸能関係ではないなぁと思ったら、どうやら、洩れ聞こえる会話から察するに、きもの関係の仕事をされている方っぽい。何かのパーティーの時間調整だったらしい。
男性で、ああいう籠を持っている人は、はじめて見た。