「鶴八鶴次郎」

念願の長谷川一夫(鶴次郎)・山田五十鈴(鶴八)コンビのVTRを師匠からお借りした。高田康吉・淡島千景コンビのものに比べると、ストーリーそのものが、だいぶ凝縮されているのだけれど、鶴次郎の放浪時代を丹念に描いていて、鶴八が「離縁をとっても、芸人に戻る」と言った時、思い直させるためにわざと喧嘩をふっかけて、二人が別れ別れになるラストが、利いてくる。
あと、途中で寄席の他の芸人のシーンがチラチラと出てくるのだけれど、クレジットを見ても、どの人がどの芸の人なのかがわからないけれど、和妻なのか大神楽なのか?という芸人さんの芸なんかは、面白そうだ。ちなみに。娘義太夫が登場していて(それだけは、さすがにわかった 笑)、こんなところでまた、娘義太夫につながるとは・・・。面白いものだなぁ。