ヨイショの神様@新橋演舞場

大師匠の新年会の後、参加したうちの師匠のお客様がたと、ちょっとお茶をしていたら、開演時間に遅刻(汗)。勘三郎さん・藤山直美さん・柄本明さんという2月演舞場のお馴染みメンバーに、今回は火野正平さんが加わった一座で、芸達者な皆様ゆえの楽しい芝居であった。主演級の皆様の、体をはった(笑)演技は、スゴい。しかし、ウーン一昨年だったかに拝見した「下谷万年サーカス」に比べると、ちょっとなんか物足りない気がしてしまったのだけれど・・・。ラサールさんの演出意図がいまいちわからないというか、ピタッとこないというか・・・。
小山三さんが途中で何回か登場して、時代背景を説明するという役で、お元気そうなお姿を拝見できて、嬉しかった。しかし、セリフが言い難そうだったなぁ。
そういえば、お座敷のシーンで、劇団新派の女優さんと思われる方々が、短いけれど、ちゃんと三味線や太鼓を演奏していたし、芸者姿も板についていて、やっぱりねぇと思った。
協力スタッフのなかに志ん駒師匠のお名前が! 今、落語界でヨイショの達人といえば、志ん駒師匠だよね、やはり。
4時半開演で7時半過ぎに終演だったら、開演を1時間遅くしてもいいのになぁと思うのだが・・・。そうすれば、がんばって仕事帰りに寄れるというお客が増えると思うのだが。