團菊祭大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

仕事をかなり無理矢理、早く切り上げて、歌舞伎座ダッシュ。「吃又」の虎退治がちょうど終わったところ。あー、三津五郎さんの出に間に合った! チケットをとった時は、海老さまの「藤娘」に間に合えばいいや、などと思っていたのだけれど、6日に拝見して、どうしてももう一度「吃又」を拝見したかったので、嬉しかった〜!
今月は、この「吃又」と「外郎売」(結局、一度しか拝見できず 涙)がとーってもよかった! 「黒手組助六」も、6日よりもいろんな部分が練れていて、楽しかったけれど。でもなぁ、やっぱりあの”矢ガモ”は、もう一つ・・・。大詰めの立ち回りも、かなりスピーディーになっていて、菊五郎劇団の芝居は、やっぱりこうじゃなくっちゃ!と。橘太郎さんが、すんごい老け役に朝鮮なさっていて、なんかやっぱり、もうちょっとイキのいい役をやって欲しいなぁと思うのは、うさぎとおっしゃった頃から橘太郎さんが好きだから、である。前回の團菊祭の時の「幡随長兵衛」の舞台番なんか、すごくよかったもんなぁ・・・。
あと、朴清さんの鼓! 「保名」は、これを聞けただけでも、大満足。お顔は恐いけど(笑)、朴清さんの鼓はとってもふくよかな音色で、いつもうっとりしてしまう。