意外な芋づる

昨夜、必要に迫られて、積ん読の山を捜索していたら、『水曜日は狐の書評』がひょっこり、顔を出したので、山から引っ張りだしておいた。でも、まだ持ち歩き本は読み終えていないので、それが終わってからだな、出番は。
夜は志の輔らくご in PARCO其の貳の楽日のチケットが入手できたので、渋谷へ。とりあえず、探しモノの本があったので、ブックファーストへ。先日来た時には棚になかったグレッグ・ルッカの第1作があって、やっぱり来てよかった!それで気を良くしてその他、文庫と新書の棚を巡回して、探しモノを続行するも、中公新書と中公文庫のブツは発見できず。やっぱり、見かけた時に確保しておくべきだったなぁ・・・。
ちょっと時間があったので、PARCO向いのエクセルシオールでベーグルを食べて、軽く腹ごしらえ。こっちのエクセルシオールはあまり来たことがないなぁ、そういえば。いつもセンター街の方のエクセルシオールに入っちゃうからな・・・。
志の輔らくごを堪能して、時計を見ると9時50分。このまま何も食べないのも、かえってコンビニでジャンクなものを買って食べてしまいそうなので、パスタ屋にて夕食。『文士のいる風景』の続きを少し読む。最初の方は、名前すら知らない人がたびたび登場していたけれど、中盤ぐらいからは、たいてい名前と代表作ぐらいは知っている(読んでいる、では決して無い)人がほとんどになってきた。そんな中で、やはりとりあえず読もう!と思ったのは、円地文子平林たい子川崎長太郎といった人たちの作品。山脈をあされば、何かしらありそうなのだけれど・・・。
今日の芋づるは、シネ・カノン。ランチの時に、談志部長が「フラガール」を見て来たそうで、Yシャツの首のところが濡れるぐらい、そういう演出だというのはわかっているのに、泣けた!と絶賛していて、気になりながらも見逃しているという三津五郎部長とともに「え、どこでやってるんですか?」と聞くと、渋谷のシネアミューズだという。それから、配給がシネ・カノンだという話になり、「シネ・カノンって、泣ける作品作るの上手いよね」という話になり、「そういえば、わたしは『のど自慢』を試写で見せてもらって、泣きましたよ」と。続編はなんとなく見逃したままになっているけれど、最初の『のど自慢』は、ほんと、よかった。で、志の輔師匠の本日の2席目の「歓喜の歌」が映画化されるのは知っていたのだけれど、配給がシネ・カノンなのだというのを、志の輔師匠がおっしゃっていて、いやはや、こんなところにも芋づるだよ・・・と、びっくり。