某パーティーの開始時間が12時だと勘違いしていて、のんびりと支度をしていたのだけれど、はたと「あれ、11時半だったかも?」と思い、招待状を確認したらやっぱりの11時半。だいたいの支度がすんでてよかった・・・。会場は上野精養軒。上野駅からテクテク歩いて、あともう少しというところまでたどりついたら、そーすけさんから電話。どうやら、一人で不安になったらしい(笑)。会場の入り口に着くと、入場を待つ方々で延々長蛇の列。受付でたすけさんとすれ違い、すでに列に並んでいた師範代にも遭遇。列に並んでいたら、やっとチケットの神様登場。なかなかいい感じのパーティーであった。お料理もおいしかったし(笑)。
同じテーブルだった神様たちと一緒に、上野広小路をめざして、またもテクテク。上野公園の寒桜がすでに咲いていて、びっくり。写真を撮っている人、多数(笑)。上野をぶらぶらするというそーすけさんと別れ、神様と地下鉄に。鳩居堂に用事があったので、これから会議のため会社に行くという神様とは銀座でお別れ。
鳩居堂で、便せんと封筒などを購入して、歌舞伎座の方へ歩いて行くと、大野屋さんの建物の周りに囲いが! 店舗工事のため、1ヶ月お休みしますとの張り紙。あーびっくりした。交差点を渡って、奥村書店さんに。今日はご主人がお店番をされていて「よかったらお荷物、こちらにおいてください」とおっしゃってくださったので、他のお客様の邪魔になっても申し訳ないので、お言葉に甘える事に。長唄の譜本は、今日も収穫なし。棚をチェックすると、中村芝鶴さんの新書ぐらいのサイズのエッセイ集を発見。先代の勘三郎さんの前に、雅楽役をドラマで演じた方なので、これも何かのご縁だと思い、「演劇界」とともに買う事に。
のどが渇いたので、プロントで一休みしようかと思ったら、いつもに増した混雑ぶりなので、あきらめて、樹の花へ。菊花入りのお茶を飲んでみる。
久々に、松屋壱の蔵へ。とても見事なお召に藤の花の刺繍のきものが、壁にかかっていて、思わず見とれる。でも、全然、手が出ないお値段なので、最初から眺めるだけだけれど(笑)。小一時間、いろいろおしゃべりしつつ、お手頃なきものや帯を見せていただいたりするも、我慢我慢。
地下鉄に乗って、最寄駅まで戻り、駅上カフェで、壱の蔵で我慢したご褒美に、ケーキを(笑)。桜の花の塩漬けがあしらわれたムースが、ビスケットの台に乗っているもの。ここのケーキは、どうやら全体に甘さ控えめらしい。もうちょっと甘くてもいいのになぁ・・・。ケーキを食べながら『團十郎切腹事件』のつづき。もう少しで読了してしまう。なんだかもったいないなぁ。
帰宅して、三味線をさらう。来週はぼんじゅう亭なので、出囃子の曲を中心に、お囃子でお稽古している「供奴」も。