11月4日の(コメントがついてしまったので、5日にも残します)

連休明け。なんでこんなに眠いのか??? 
携帯の迷惑メールは、結局PCからのメールを拒否することで、ピタッと止まりまった。やっぱりそういうことなのねぇ・・・。
本は、相変わらず、渡辺保『歌舞伎』を。うーん、保さんの劇評が辛口と言われる(し、わたし自身もそう感じることが多い)理由がわかってくる。今まで知らなかったこと(例えば、回り舞台の転換のときは、照明を落とすのは間違い、とか)がたくさん。その理由を保さんが説明してくれると、「なるほどねぇ〜」と。知っていたことでも、もう一歩踏み込んだ説明がなされていたり。気になったところに付箋を貼っていたら、ビラビラだらけになっていく。
Amazonの紹介文に「入門書」という言葉が使われていたけれど、うーん、初心者は「えー、わかんな〜い!」って言いそうだよなぁ。まぁ、売るための紹介文だから、仕方ないけど。
たぶん、戸板先生のごほんと一緒で、折に触れて読み返すと、そのたびに新たな「気づき」を得られる、そんな一冊になりそう。

歌舞伎―過剰なる記号の森 (ちくま学芸文庫)

歌舞伎―過剰なる記号の森 (ちくま学芸文庫)