2002-07-07から1日間の記事一覧

古本道はじめの一歩?

紀田順一郎さんの『鹿の幻影』(創元推理文庫)読了。神保町の古書店の元社長が殺された。警察は、当日現場の隣にある古書店に集まっていた愛書家たちが犯人とにらみ、捜査を開始するのだが・・・。古書と古書を愛する人々の生態も盛り込まれた長編推理小説…

「せんだんは双葉より芳し」かった。(2)

いずれも、江戸の庶民の暮らしを描き、そこで暮らす人々の日常と非日常を繊細なタッチで描いている。武士でも、彼らは八丁堀の同心や浪人といった町の中で町の人々と同じように暮らしている人たちが、主人公だ。どの物語も、悲劇であると思わせて、結末には…

「せんだんは双葉より芳し」かった。(2)

いずれも、江戸の庶民の暮らしを描き、そこで暮らす人々の日常と非日常を繊細なタッチで描いている。武士でも、彼らは八丁堀の同心や浪人といった町の中で町の人々と同じように暮らしている人たちが、主人公だ。どの物語も、悲劇であると思わせて、結末には…

古本道はじめの一歩?

紀田順一郎さんの『鹿の幻影』(創元推理文庫)読了。神保町の古書店の元社長が殺された。警察は、当日現場の隣にある古書店に集まっていた愛書家たちが犯人とにらみ、捜査を開始するのだが・・・。古書と古書を愛する人々の生態も盛り込まれた長編推理小説…