西麻布「shiruka」で千円贅沢

abc(青山ブックセンター)では2F文庫の棚で吉田健一小林信彦福田恒存花田清輝を探すが、見つからない。
で、1Fの日本文学の棚へ移動。
坪内師匠が編者となっている<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=01920974&volno=0000>『明治文学遊学案内』</A>(筑摩書房)があったら買おうと思っていたが、ない。この間来たときにはあったのに・・・。

で、坪内師匠のお友達である内堀弘氏の<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02089585&volno=0000>『石神井書林日録』</A>(晶文社)が目に入る。

うーむ、としばし悩むが、「ままよ」と購入。この際<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=01573356&volno=0000>『古本屋月の輪書林』</A>(晶文社)もあればと思ったが、お姿が見当たらず・・・。

外に出ると、いよいよ暗くなっている。
帰りは、前から気になっていたカフェ?「shiruka」に寄るつもりなので、明治屋はパス。
いつもは歩かない、六本木通りのテレ朝側を西麻布に向かって歩く。
西麻布の交差点を渡って、「shiruka」へ。
思ったより狭い。お天気が悪くなるという予報のせいか、店内はアベック一組のみ。BGMは”アディエマス”。メニューを見ると、豆腐を使ったお菓子とお汁粉がここのウリらしい。しかし、店に入った突き当たりのショーケースに入っていた”ブリュレ”がとっても気になったので、セットはやめてブリュレ(栗)をチョイス。お店の人に「これに合うお茶は?」と尋ねると「お煎茶か鉄観音あたりが、さっぱりしてよろしいかと・・・」とのことなので、お茶は鉄観音を頼む。
さっそく、さっき買ってきた<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02071205&volno=0000>『千円贅沢』</A>を読み始める。
「自分が”千円贅沢”をするための、言い訳かも?」と思いながらも、ついついいつもは鋭いコラムを書く中野翠が、実は意外にも”かわいい物欲”を持っている人だったというのがわかって、楽しい。